さかのぼること、10年前近く、高校の卒業製作で班を組み、機関車トーマスの頭部の部分を作りました。

プログラムを組みプラズマにより、板金を切断、プレス、旋盤、スポット溶接により、組み立て、その後、塗装、顔の部分は、紙粘土で仕上げました。

そのときは、頭部のみで車輪も無ければ、車体も無く、ただの置物に過ぎませんでした。

製作期間としては、そこまでが限界で卒業製作発表会で披露したのち、私達は高校を卒業しました。

今は、既に廃棄されたものと思っていました。

そして、先日、近所でバザーのような、フリーマーケットのようなものが開催されており、見に行きました。

色々なお店が並ぶ中、中央で私の卒業した高校でのイベントをやっているのに気が付き行ってみると、そこには、機関車トーマスが子供から大人まで乗せて走っていました。

ですが、私達が作ったのは10年近く前のこと、この頭部の部分を誰が作ったのか、直接、学校の先生に聞いてみました。

すると、その時の状況と全て一致し、私達が作った部分だと判明しました。

その後の経緯を先生に聞いたところ、車輪、車体、制御などは他の別々の科に引き継がれ、全てが完成したのが3年前とおっしゃっていました。

私の中では、既に消えてなくなったものが、目の前にあり、それが完成し、今、子供から大人まで乗せて走っている姿にとても感動し、これからも在校生に引き継がれ、走り続けてくれることを思うと、とても嬉しくおもいます。