2015/2/2(月)福島県民健康調査第5回『甲状腺検査評価部会』より


県民健康調査の甲状腺検査によって2年間で最大で腫瘍が17mm(のう胞か結節かは不明)も大きくなった方がいらっしゃった模様。しかも違和感がなかったとのこと。


このケースに関しては2年間に1度という頻度の検査によって見つけることができたという現実。


以前から言われているが、子どもの甲状腺は大人に比べて、非常にアクティブであり、状況が変化する。


そういう視点であったとしても2年間で腫瘍の17mmもの肥大という事実をどう捉えるのだろうか?


子どもに関して、甲状腺ガンについては晩発的なものばかりではなく、2年程度で進行してしまうという可能性はあり得るのではないだろうか?


福島医大の鈴木教授は、チェルノブイリは1万人に1人の割合で、福島は6000人に1人の割合でガンを発見している現状について、多いなぁという印象は受けている。とのこと。


19歳以上を対象とした甲状腺検査について、住所が2回変わると追いかけることは容易ではなくなる。


19歳以上で甲状腺検査において2次検査後は保険診療となってしまい医療費の負担が発生してしまう。


18歳以下であれば、医療費は無償であるから問題は生じないが、19歳以上に関しては、検診の枠内として補償すべきという意見も提起される。


子ども被災者支援法はどうなったのだろうか…?
今一度、確認してみようと思います。