石川県小松市の女性行政書士、吉田美緒です
いつかジャイアンツの亀井選手と仕事がしたい！
そんな夢を持ちながら、毎日仕事をしています
亀井選手、１億円プレイヤーおめでとうございます♡
応援当初からあった、彼を億万長者にする夢が叶いました（笑）
来年も現役で頑張ってくれるということで、早速毎年恒例宮崎キャンプを予約♪
頑張れではなく、私も負けないくらい頑張ります！
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皆様お久しぶりです！吉田です。
気づいたら２０代最後の日を迎えてしまいました・・・
こんなにも時は一瞬で過ぎるのかと思うくらい、
毎日仕事は勿論自分に向き合い過ぎてたら一瞬でした。
最近は記事全然かけていなかったけど、たくさん自分の２０代を詰め込んだこの場所で、
私の１０年を振り返りたいなーと思い、ブログを書くことを決めました。
↓吉田のこと知らない方も多いかと思いますので、気が向いたらまずはこちらをご覧ください
吉田美緒ってどんなひと？
私の２０代は、まさに士業に夢中になった１０年でした。
士業になりたいと思い様々な士業の説明会へ出向き、司法書士を目指したのが２０歳になった頃。
あの頃の業界は、私にとって今以上に夢のまた夢の輝かしい業界に見えました。
私も仲間入りしたいと思いつつ、こんな私がこの業界に入れるのかそう思いながら、
渋谷の伊藤塾で司法書士講座の勉強をしていた日々を今でも鮮明に覚えています。
当時若かった私は、初めて味わう歯が立たない勉強が辛く耐えられませんでした。
同級生は皆就職が決まり、今から遊びまくる時期にただ黙々と勉強することについても、
自分が決めた道にも関わらずこれで本当にいいのかという若いなりの悩みもありました。
今から思えば司法書士は難しいし、そんなに簡単にわからなくて当たり前ですが、
当時の私には受け入れることが出来ませんでした。
あれだけ士業になりたいと思っていたのに覚悟が足らず、たったの２年で司法書士の勉強をやめてしまいました。
勉強から少し離れてしまった年の秋、家族で紅葉を見に京都に出かけました。
落ち葉のじゅうたんを眺めている時に、父は私に行政書士を目指してみたらどうかと提案しました。
勉強内容も被るし、お父さんはやってみたら良いと思う、と。
私のほぼなくなりかけていたプライドが少しずつ戻ってきたことに気づき、
「１回で受からなったらこの業界向いていないから、この業界目指すの辞めるわ」
そう自分自身に誓い、自身の誕生日に行政書士の勉強を始めました。
毎日亀井の登場曲を朝聞く以外は行政法のＣＤしか移動中は聞かないという
なんとも極端な受験生時代を過ごし、自分で決めた通り１回で合格することが出来ました。
行政書士受験生時代は、１年間だけ地元に帰ってきた私ですが、
東京で生きる憧れは消えず、「この資格で１人前になったらいつか帰ってきたい」
そう家族に伝え就職活動をし、行政書士補助者として神奈川県川崎市の事務所で働くことが決まりました。
補助者をさせて頂いた約２年間は本当に有難い日々でした。
「私と普通の事務員を一緒にしないで！」と当時は顔に書いてあったであろう私に、
２人で客先へ同行する最中や２人で食事をさせて頂く中で所長は社会性を教えてくれました。
許可申請を１発で通せず泣いて電話をしたり、
仕事のために川崎にきたので、ここで倒れてもいいと思っていますとかいったり、
とにかく扱いづらいややこしい奴でした（笑）
あれだけ一人前になるまでは絶対に地元には帰らないといっていたのに、
体調を崩して帰ることになってしまうんですが・・・
退所以来当時の所長には会えていないのですが、いつかまた所長が良ければお会いしたいなぁと思っています。
事務所を辞める時に、よくしてくれた川崎の公証人の先生と事務の方と食事に行ったのはとても楽しかったなぁ。美味しい蟹を食べたはず。
食事当日、東京地裁であった裁判の傍聴に一人でいった私の記録ノートを見てくれて、
元検事の立場からいろんなことを教えてくれました。
ＨＥＲＯに憧れて法律に興味を持った私にとっては夢のような時間でした。
地元へ帰ってきて、まずは体調を戻すことを優先にゆっくり生きようと思っていた私の前に現れたのが、行政書士法人ＧＯＡＬの石下先生でした。
石下さんは、社労士の姉に誘われて行ってみたセミナーの講師で、
なくなりかけていたこの業界で食っていくという夢を再度考えさせてくれ、
本格的に行政書士だけでやっていく覚悟を決めたのです。
このブログも石下さんのセミナー参加後に始めました。
本当あのタイミングで石下さんの話が聞けなったら・・・
今の私は絶対にいないので、石下さんには感謝しかありません。
本格的に開業へ向けて動き出すと決まってからは、
当時付き合っていて結婚を始めて考えた彼とも上手くいかなくなってしまいました。
何だかこれも今から思ったらこれで良かったのですが、
何かに本気になる時に他が上手くいかないのは昔から変わらないところですね・・・
開業してすぐに会った石川県行政書士会の定時総会では、
支部長に手伝っていただいて、たくさんの先輩方と名刺交換をさせて頂きました。
帰りしな、名刺の裏に忘れないように先輩方の特徴などを必死に書いていたなぁ。
今もそれくらいしないといけないですね。
久しぶりに若いのが登録したということがあってか、
現会長の向井先生や現副会長の濱田先生には、よくして頂きました。
先輩が集まる会合があれば何を質問するかを前の日に考えて、
その質問をするまでは帰らない！とか思っていたなぁ。これは今でも変わらないかも。
お二人はずっと私に、
本気でやるんなら何でも教えてやる。
その代わり仕事がやってくるなんて思うな自分で動け。
親が税理士だからって言われているうちはダメだ。人一倍やれ。
そう言葉には出さなくてもずっと背中で伝え続けてくれました。
開業して数か月後の私に本気スイッチを入れてくれたおかげで、
人一倍勉強もしたし積極的に県外へ出て仕事について考えれたと思います。
何よりいつかお二人と同じ土俵に立って仕事の話がしたいっていうのが原動力でした。
開業１年目の最後に市内の飲食店チェーンから複数の個人事業主が誕生するプロジェクトに関わることができ、はじめて月商は１００万円をこえました。
２年目には、地域の士業や不動産会社と連携し、１件の農地転用許可申請のみで３桁報酬を経験しました。
とても順風満帆に見えますが、
見積書を上手く説明できない自分の不甲斐なさに夜な夜な事務所で号泣したり、
図面を事務所の床に並べてにらめっこしたり、
情報収集のためにお金はないけど東京大阪へ出かけたり、
夢まで仕事でお風呂に浸かっていても明日の仕事について考えたり、
若くて女だからということでなめられないようにスカートは履かないと決めたり、
どうやったら若い女でも落ち着いて余裕がある風に見えるかとかを聞いて回ったり・・・
挙げたらキリがないですが、とにかく仕事のことしか考えていなかった。
友達に、「私はブスでいいから仕事出来るようになりたいねん」そう言ってちょっと引かれたなぁ・・・（笑）
開業３年目からは、ＰＲする業務を絞り、スタッフさんも雇い始めました。
尊敬する向井先生が会長、濱田先生が副会長になったこともあり、
私も思い切ったチャレンジをしようと思うようになり、
石川県若手行政書士勉強会「２１世紀の会」の代表に就任し、
若手と日々足りない業務知識について学びながら、
憧れていた同業の先生を石川に呼んで、セミナー等を複数回開催しました。
中でも石下さんを呼んだときは、今から思い返しても気合いが入りまくっていて笑、
８０名超の会場を押さえ、北陸の若手行政書士を生意気にも仕切り、
石下さんに開業してからの感謝の気持ちを伝えたくて頑張ってたなぁ。
まさか北陸に東京や大阪や名古屋、鳥取や奈良からも同業が集まってくれるなんて思っていなかったし、
パネルディスカッションに向井先生、濱田先生を筆頭に福井、富山の先生が快く出てくれて、
石下さんと掛け合いをしてくれて。
すっごい自己満足かもしれないけど、その光景を一番後ろで見ているのがとても幸せでした。
当日まで生意気にたくさん内容については言ってきた中で、
あ～私の尊敬している３人が金沢で一列に並んで、８０人の行政書士の前で話している・・・とか考えてたら泣きそうでしたね。泣いてたか。
出てもらう人に最高の光景を用意して、参加者には他で聞けない来てよかった内容を提供する。
開業してから初めて、全体を見て考えて行動出来た瞬間でした。
能力以上の仕事が自分を育てるってこういうことなんやろうなぁと。
次にお呼びしウェイビーの伊藤さんからは、
伊藤さんの会社主催セミナーに登壇してくださいというまさかの連絡が来たり、
上山先生には、私好みのＨＰを作ってもらってアドバイスもたくさん頂いて数字も上がりました。
業務以外のことに時間を使っても絶対数字は下げたくなかったから笑、
とにかく３年目もよく働きました。
４年目は、入管業務に力を入れようと決め、
開業以来一番勉強して一番深堀りして仕事をしていたと思います。
力を入れるのであればと、東京からさむらい行政書士法人の小島さんを呼んだり。
特定技能が始まる前に技人国の勉強しっかりしておいて良かったなと改めて思いますね。
ご縁があり、日本人学校さんと同業のスペシャリストの先生とタッグを組み、
たくさんの在留資格申請をさせて頂きました。
不許可案件が許可となった去年の１２月は、開業して以来の興奮じゃなかったかなぁ。
実務だけやっていてはダメだけど、やっぱり私達行政書士は実務力あるとこんなに感動出来て感動して頂けるんだと思いましたね。
これまでいたスタッフさんが産休に入ったり、
勝負をかけるために雇った２人目のスタッフさんが急にやめてしまったりで、
人を雇う大変さを学んだ４年目でした。
自分のスタッフさんへの厳しさを反省したりして、
どうやったら働きやすいかとか興味を持ってもらえるかなど、
スタッフさん目線で物事を考えることが少しずつ出来る様になってきた４年目でした。
そして５年目、２９歳。
２１世紀の会の代表は、信頼できる同業の先生に引き継ぎ、
石下さんに行政書士の学校のフォーラムに呼んで頂いたところからスタート。
他、行政書士の学校の講師やん、どうしよう・・・と思ったけど、
開業当初以来、求められていることをするのが自分の仕事と言い続けてきたので、
なぜ呼ばれたかを考えながら反応を見ながら等身大の姿で出てきました。
めっちゃ緊張しましたが、本当にいい経験をさせて頂きました。
そして、行政書士会の中でははじめて理事に就任させて頂き、
いきなり広報の副部長という大役を頂きました。
広報月間ＰＲ、会のメディア活動ＰＲが主な業務。
向いている部署で覚悟を持って試してくれた会長には本当に感謝しています。
丁度５年目に入る時に元号が変わるということで、何か令和始めにやりたいなということで、
大阪で入管業務といえば、第一綜合事務所！ということで、
北陸で入管業務をほぼ極めている先生方を中心としたメンバーで事務所見学のため大阪へ。
そのご縁で、９月には石川県行政書士会の研修に若松代表が来てくれて・・・
業界のトップランナーの先生方に石川に来てもらったことがきっかけで、
全国生配信の場所で石川県行政書士会の活動が広まって・・・
なんやろう、自分が広報担当になったということもあるけど、
石川県行政書士会の執行部の先生の熱い想いが、
トップランナーの先生方に伝わって、それが全国の方々に聞いて頂いたのが本気で嬉しくて、めちゃくちゃやりがいを感じました。
２０歳のころ、私がこの業界に魅力を感じまくったように、
この業界に少しでも興味を持ってもらえるような活動がしたい。
事務所運営が勿論一番大事やけど、そう心から思いました。
２０代。本当に業界に対してこれでもかと向き合ってきました。
若いうちが華、２０代のうちに、その言葉たちが私を動かしてくれました。
もっとこうすれば良かったかなぁと思ったこともありますが、
私以上に同い年で仕事に魅力を感じている人に出会ったことがないし、
天職やと信じて毎日仕事をしています。
合コンに行っても仕事の話をしたら引かれるし笑、
周りは結婚妊娠出産・・・
どんどん話が合わなくなっていて、私はこのままで良いのかともよく悩みました。
でもこの道を選んで本当に良かった。
今年は、２０代最後ということもあって、
プライベートも充実させようということで、よく旅行にも行ったり、平日休んでみたりもしました。
ヨガを習い始めたり、たまにはエステにも行ってみたり。
アポだと思って予定を入れないと仕事ばかりしちゃうことがわかっていたので、
アポだと思ってプライベートの予定も入れてみたりもしました。
今年は本当にいい出会いがたくさんあったり、
役職に就かせて頂いて視点が変わったり、
優秀なスタッフさんが入ってくれたりで、
余裕を持った時間を過ごすことが出来たと思います。
２０歳の私に今何かを伝えるならば、
あなたが思っている以上に素晴らしい出会いがあって、
周りの誰よりもやりがいがある仕事というより人生が歩めるから、
自分の道を迷わず突き進みなさい
そう伝えたいですね。
いつも私を奮い立たせるのは、こんな自分じゃあの頃夢見た私に申し訳ない！という想いなので、
３０代、変わらず人生を楽しんでいきたいなと思います。
どんな時も支えてくれる家族、先輩、友人、全ての人に感謝しながら・・・
明日最高のスタートを切りたいと思います！
２０代、ありがとう！
たくさん悩んだけどとっても楽しかった！
かかってこい３０代！！！
それではまた♡