亡霊達よ野望の果てに眠れ | 月に舞ふ蝶

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歌:飛蘭


身体が心を信じて
置き去りにされてたなら
崩れることを知りつつ情けをかける

甦る互いの野望 どちらかが滅びるまでは
名を唱え互いを抱く 彷徨える亡霊達よ

無事なら教えてよ
届かない声が響いた
虚しさを宿す愛よりも 裏切りの言葉に眠れ

身体が心を信じて 戦いを駆け抜けた
悲しい嘘で苦しむような
弱気な覚悟は許さない
見せかけの正しさが 見せかけの優しさへと
崩れることを知りつつ情けをかけよう

依代は命を消し 選ばれた定めを問うて
名を叫び命を抱け 未練持つ亡霊達よ

この世の敗北を
受け入れた訳じゃないけど
偽りを真似る魂は 憎まれて紅蓮にも燃ゆる

明日は永久(とこしえ)の炎 照らされて酔わされて
間違いだよと告げたらどうよ
その目で確かに告げてよ
とめどない情熱でやるせない愚かしさに
流されるには切ない今宵の契り

ただいとしき日々を
離さないでと囁く心を信じた

明日は永久の炎照らされて酔わされて
悲しい嘘が苦しいゆえに
弱気な覚悟は許せない
止めどない情熱で止めどない愚かしさに
流されるかも知れない野暮の果てに・・・・情けを