Happy New Year!!!!! | 春の詩に乗せて、君は輝く。

春の詩に乗せて、君は輝く。

ブログタイトル変えました☆

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悪口、あらしなどは禁止です。










明けましておめでとうございます☆





2014年ですね!



未来と陵の誕生日♪





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20xx年、大晦日。


あたしたちは結婚して2回目のお正月を迎える。






大晦日である今日は、明日に向けての準備作業に追われていた。



1月1日は初詣の人がたくさん来るし、神社も忙しそう。



「りょーお、大丈夫??」


「大丈夫ですから!ですから未来さんは絶っっっ対動かないでくださいね!?」


「~~っ」





う~。なんか、嫁に来たのに申し訳ない....。


まぁ、妊娠中だし出産予定日近いし双子の姉妹'sもいるから仕方ないんだけど。


こんな陵と陵のお父さんとお母さんが忙しくしてパタパタしているときに一人で悠々とお正月番組なんて...。






「ママぁ~どこいくの?じゃめ!パパに怒られる!」


「うわぁ~..梨紅、この勘の良さは誰に似たんだか。」





双子の娘たちが監視下にあり、なかなか脱出できないしぃぃぃ!!!!


もう片方の双子の実緒も陵に似てしっかりものだから中々その手を離してはくれない。




(う~、でも....)


こんなあたしがじっとしていられるわけ無いし、

ここはなんとか強行突破するしか.....!






なんて思ってた矢先、携帯に一本の電話がかかってきた。

声の主は...陵のお母さん?






「はいもしもし、なにかされましたか?」


『ごめんなさい未来ちゃん、陵が貧血起こしちゃって倒れたのよ。』





電話越しに神社に参拝する人の声が聞こえる。




「へっ、陵が!?」

                                     
こっちもまだ忙しいですし、本人は大丈夫っていってるけどしばらく再起不能みたいだから手伝ってくれませんか?』





電話を切って部屋を出ようとすると、梨紅と実緒からスカートの裾を引っ張られた。

実緒に至ってはちょっとグズってるし。



二人ともパパっ子だから電話の話を聞いて不安になっちゃった?



泣いている二人を抱きしめて事情を説明する。




「大丈夫だよ。パパちょっと無理し過ぎちゃったみたいだから、すぐ治っちゃう!」


「ほんとぉ?ぱぱだいじょぶなの....?」






よしよしと二人の頭を撫でたあたしは、1つ妙案を思いついた。


梨紅と実緒に協力料として飴を渡す。




「梨紅、実緒。ちょっとはやいけどおじいちゃんとおばあちゃんにお年玉貰って来よっか!」


「「......?」」











____.....







「失礼しまーす。りょお、起きてる?」


「わっ!!未来さん?」



お粥を作って部屋に入ると、そこには古文書を読んでる陵の姿が。

その姿を見て、あたしはすかさず古文書を没収。





「しんっじらんないっ....!人が心配でお粥を作ってきてあげたのに!」



「だって心配なんですよ~。今年から正式に神社の跡取りは僕になりましたし、

今回のお正月は最高責任者は僕なんですから。




「身体壊しちゃったら元も子もないでしょ!ほらっ、早く寝るっ!」





陵を布団へと引きずり込み、しょうがないから膝枕をサービスしてやった!


あたしの滅多にやらない行動に、陵の顔が真っ赤になるばっかりで。




陵まで真っ赤になるんだから、こっちまで真っ赤になった。

そんな二人の間に、沈黙が数秒間生まれたという。





「.......お腹の子の名前、どうしましょう?」


「へっ!?!?//////あっ、どっ、どうしようね?」




不意にあたしの髪に触れる陵が色っぽく見えて無駄にドキドキした。

陵はそんなあたしをかまいもしないで髪に小さくキス落とす。




「ふふっ、未来さん。髪の毛からも動機が伝わってますよ?」


「えっ!?うそっ...////」


「嘘です。もしかして、ホントにドキドキしてました?」



膝枕してた足を思いっきり崩したら陵の頭から鈍い音が鳴った。

涙目の陵の額に優しくキスをした。




「結婚してからも、子供産んでからも、ずーっとずっとあたしは陵に対する想いなんかちっとも変わってないんだからね!?

かっこわるいけど、高校生のときより何倍も陵のこと....好きになってるし...。


「未来さん....」



ふわふわした空気を陵のキスで壊して、熱い熱いキスを何度も交わした。

部屋の中は、リップ音とお互いの吐息しか聞こえない。







「........そういえば、梨紅と実緒はどこにいったんですか?」



「多分、神社の方のお手伝いに行ったと思うよ?お守りとか、ちっちゃい子のほうが売れるしね。」



ようやく離れた唇が恥ずかしくて、あたしは背をむけた。




「そうですか。でも、ちょっと心配なので見てきて貰えませんか?あの子たちも疲れたでしょうし。」



頷いたあたしが立とうとすると、下腹に鈍い痛みが走る。

もしかして....さっきのキスで..。







「ごめん、今は無理かも。さっきのキスでビックリしちゃったのかな....」



「未来さん、もしかして....」



「うん、そのもしかして。何だか生まれそう何だよね....」





陵の声と共に、神山家に衝撃が走った。


その日は地域の人も全員集合してたし、この騒動にはみんなビックリしたという。


後で聞いた話だと、町内会長さんが全て病院までの手配と代金をしてくれたらしい。




ああ...また四人目を期待されちゃうよ........。




そんな地区中大騒ぎのなか生まれた子供は、あたしと陵の最高の誕生日プレゼントとなった___。









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ちゃっかり三人目です♪w

そして、もう四人目の話をしてますw



あ、でも多分何だかんだで四人目は産まないと思いますよ。((投げやりっ!


三人目の子供は男の子の予定です♪



名前は.....薫くんです。
    (なぜその名前にしたかは後ほどw)




この話、未来と陵の誕生日とは全く関係ないですよね((゚m゚;)