亀梨くんを書き表すのに、最もしっくりくるのが「亀梨和也」という、「くん」でも「さん」でも「カメ」でもない、ドストレートなフルネーム。

彼はずっと、亀梨和也だと思う。

何するカトゥーン?のFODにある0回のインタビューの中でも、語られている「職業=亀梨和也」。

だからずっと、ブレずに亀梨和也。

 

今日は、亀梨くんの38歳のお誕生日に寄せて、私が知っている亀梨くんの姿を、少し綴ろうかなと思う。

 

 

  亀梨くんはKAWAII

 

私は、KAT-TUNにハマる何年か前に、嵐にドはまりしていた。

その流れで、KAT-TUNのことも「嵐の後輩」として認知していた、ように思う。

だから亀梨くんを見た記憶も、嵐と共演する音楽番組や、嵐の冠番組で見た記憶がほとんどだ。

 

時系列は忘れてしまったけど、初めに思い出すのは「嵐にしやがれ」に登場した時のこと。

嵐の後輩として登場した亀梨くん。

後輩のはずなんだけど、嵐の面々は「亀梨くん」に、ちょっと一目置いていた気がする。

後輩と言っても、嵐にとってはかなり歳の近い後輩。

デビューの時期こそ開きがあるが、穏やかなイメージの嵐に対して、バチバチなイメージのKAT-TUNは、一目置くような存在だったのかもしれない。

 

番組のオープニングで、たしか亀梨くんたってのお願いで、嵐さんとA・RA・SHIのパフォーマンスを披露することに。

ジャンケンに負けて、亀ちゃんにポジションとられちゃった櫻井くんに見守られながら、センター亀梨でお送りした、A・RA・SHIのパフォーマンスは、なかなか見ものだった。

歌って、踊って、「おぉ~!!」って感動してぱちぱち拍手している亀梨くんを見て「かわいいひとだな~」と思った記憶。

そう、亀梨くんはかわいい人だった。

 

  KAT-TUNを背負って立つ姿

次に思い出すのが、ベストアーティストかなにかの大型歌番組。

櫻井くんが司会だったので、たぶんベストアーティストだと思う。

 

事務所の先輩・後輩が多く出演する、大型歌番組。

朗らかに仲間たちと接している櫻井くんだったが、KAT-TUNを紹介するときには神妙な顔をしていた。

時は、2015年秋。

そう、この日は、田口くんがこの生放送の歌番組で、脱退を表明した日。

 

真っ赤なチェスターコートに身を包んだ、KAT-TUNの4人。

KAT-TUNが紹介されて、真っ先に口火を切ったのは亀梨くん。

亀梨くん、上田くん、中丸くん、現メンバーの3人は、苦しそうな面持ちでそこにいた。

いつも朗らかな田口くんは、いつも通りニコニコしていた。

なんというアンバランス。

 

そして、こんな時、こんな空気を背負って、亀梨くんはグループの思いを口にしてくれるんだなと、ぼんやりと思った。

KAT-TUNが3人になると知った時、KAT-TUNを「嵐の後輩」として認識していた私は、「そんな過酷な運命の中に身を置かなくてはいけないなんて…」と、彼らを思って言葉を失った。

生番組の歌番組でファンの「悲しみの」悲鳴を浴びなければいけなかった時の心情は、本当に身を切られるものがある。

 

それでも、亀梨くんはしっかりと伝えるべきことを伝え、いつもの力強いまなざしで、カメラを見つめていた、記憶。

しっかり前を見ていた亀梨くんは、強い人だと思った。

 

  復活のカウコンで見せた、センター亀梨和也

田口くんの脱退を経て、充電期間に入ったKAT-TUNが戻ってきたのは、2017年‐2018年のカウコンのステージ。

復活の「Ask Yourself」。

 

3人で歌いながら花道を進んでくるKAT-TUNを見て、まだまだぼんやりファンの私は「戻ってきたんだ」と、思った。

単純に、復活が嬉しかった。

3人で進むその道、向かって右手に中丸くん、向かって左手に上田くん。

対照的なシンメの2人が先陣切って歩いてくる中、後ろから歩いてくる亀梨くん。

センターを歩くその姿が、まるで以前からそのポジションにいたかのようで、疑うことなく「亀梨くんがセンターなんだ」と、認識した。

 

6人、5人、4人、そして現在の3人の姿へ。

グループが形を変えていく中、亀梨くんはずっとその中核を担う立場にいる。

少なくとも、傍目にはそう映る。

 

この時期の上田くんは、銀色の狼みたいな感じ。

銀髪を逆立てて、今よりキリッと男らしい太めの眉、荒々しい人。

それと対極にいる、優等生然としたたたずまいの中丸くん。

ちょっと小首をかしげて、長い手足が一層線の細い印象を与える、クールな人。

その2人の中央に立つことができるのなんて、本当に亀梨くんだけだろう。

3者3様の個性、強さ。

これが新生KAT-TUNなんだと、ぼんやりファンのくせに胸が熱くなった。

 

あらためて、久しぶりに目にしたKAT-TUNは、なんて尖ったグループなんだろうと思ったのだけど。

歌唱が終わって復活の東京ドーム公演が決まったことを教えてくれたのは、やっぱり亀梨くん。

 

「hyphen集合ぉおおお!!!」と、叫ぶ姿がものすごく印象的だった。

KAT-TUNが帰ってきた。

3人のKAT-TUN、その復活を印象付けた、2017-2018年カウコンのステージ。

センターを飾ったのは、亀梨くん。

この時から、亀梨くんは揺るがずセンターポジションにいる。

 

 

KAT-TUNのことを振り返るとき、私の記憶はどうしても、充電期間前後のことから始まってしまう。

KAT-TUNを知ったのが、たまたまその時期だったから。

事あるごとに、脱退表明のあの日を思い出すし、復活のAsk Yourselfを思い出す。

そのたびに、亀梨くんのことも思い出す。

KAT-TUNの筆頭の「K」を任された、亀梨くん。

3人のセンターにいる、亀梨くん。

 

3人になって、最年少ということをたまに思い出して、びっくりする。

センターで、筆頭で、そのプレッシャーたるや生半可なものじゃないはずなのに、いつだってキラキラ輝いている亀梨くん。

KAT-TUNを守ってくれて、ありがとう。

 

今日は、Inside 23の本番であり、亀梨くんのお誕生日。

亀梨くんの大好きな「23」の日。

亀梨くん、お誕生日おめでとうございます。

 

亀梨くん、38歳のお誕生日に寄せて。