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 皆様こんにちは。

 Organic & Holistic LifeのMioです。


 

 先週金曜日の第3回フェアトレード講座は

 日本のフェアトレードショップの草分け的存在

 Poeple Tree代表サフィア・ミニーさん。


 

 日本ではまだまだフェアトレードの認知度が低く、

 ついこの間もある方に「フェアトレードって何」と聞かれました。



 因みにフェアトレードとは、伝統的な手工芸品や農産物を

 公正な価格で取り引きし、企業や地主などから

 不当な搾取を受けている発展途上国の人々の

 経済的・社会的な自立を支援する運動のことです。

 日本語ですと「公正取引」。


 

 日本ではコーヒー、紅茶、チョコレート、

 オーガニックコットンなどでフェアトレードマークを

 見かけたことがある方も多いのでは。。。



    


 フェアトレードつまり公正な取引は本来ビジネスにおいて

 当たり前のことなのですが、発展途上国では

 これがきちんと機能していないのです。


 

 安い賃金で過酷な労働条件の下で働いていたり

 義務教育も受けられず危険で有害な労働を

 強いられる児童達はフェアトレードの援助が必要と言えます。



 サフィア・ミニーさんはイギリス人の母親と

 インド人の父親を持つ英印ハーフ。

 若い頃バックパッカーとしてアジアとアフリカを旅して

 疑問に感じ、ファエトレードの会社を立ち上げました。



 


 

 話は変わりまして、この記事を

 読んで下さっている読者の皆様は幸せですか。



 2015年世界幸福度ランキングで日本は46位。

 先進国では最下位です。

 


 2013年世界子供の幸福度ランキングは6位。

 教育水準と日常生活のリスクが共に1位ですが

 健康と安全は16位で物質的な豊かさは21位。

 貧困ラインを下回る子供の割合が高く、

 世帯所得が低いことで物質的な豊かさが21位。



 都心に住んでいると貧困ラインを下回るお子さんに

 出くわすこともほとんどないのですが、

 日本にも援助が必要な人はたくさんいます。

 代表的なところで、原発事故で住む土地を失った被害者の方達。



 上記写真は福島県のある都市で昨年初夏に私が撮影したものです。

 仮設住宅は夏は蒸し暑く冬は冷え込み、隣の家の音が響くので

 ストレスが耐えない小さな小屋のような家でした。

 原発事故前は大きな家に住んでいた人も多いでしょう。

 因みに仮設住宅は無償です。


 

 岩手県・宮城県も含めて避難者住宅で暮らす人々は

 2014年春の時点で31人万人。

 日本の人口が約1億人ですので約1000人当たり3人の割合です。



 地方自治体で有料の団地を提供し始めたそうですが

 仕事も無く家賃を支払えない被災者の方々は

 今もこの仮説住宅で暮らしています。

 仮設住宅も将来的に解体されてしまうでしょう。



 これを知っていた私はサフィア・ミニーさんの話を聞きながら

 「自分を幸せに出来なければ人も幸せにできない」

 という言葉を思い出していました。



 自国で支援が必要としている人達が31万人もいて

 他国の支援をする前に、自国の支援をしなければ

 いけないのではという疑問を感じました。



 発展途上国のフェアトレードも大事ですが

 自国のコミュニティトレードも大事。



 コミュニティトレードは援助ではなく「取引」が基本。
 経済発展に取り残され、恵まれない先住民や女性グループ、

 小規模農家など、小さな共同体であるコミュニティと持続的で

 対等な関係を築き、良質な原料や製品を公正な価格で

 取引をするのがコミュニティトレード。



 日本にもコミュニティトレードが

 必要な地域はまだまだたくさんあります。

 例えば地方の小規模農家さんや伝統工芸などです。



 大きな災害のあった日本。

 発展途上国の援助目的のフェアトレード商品を

 購入することも大事ですが、

 日本にコミュニティトレードを普及させていくことも

 必要なのではないでしょうか。



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