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皆様こんにちは。Organic & Holistic LifeのMioです。
都心もかなり寒さが続いてまして、今日はなんと最低気温がマイナス2℃。
この寒さに既に体が慣れているのか、朝はあまり寒いとは感じませんでしたが。。。
こんな寒い季節は夜に自宅でホットチョコレートを作ってカフェタイムを楽しんでいます。
材料は上記写真のスイスのカカオ含有率85%チョコレートとスペイン産アーモンドミルクの2つだけ。
どちらとももちろんBio(オーガニック)認証商品です。
作り方はソースパンにアーモンドミルクを適宜注ぎ弱火で沸騰しないように温めます。
ここに細かく砕いたチョコレートを入れて、木べらで溶けるまでかき混ぜて出来上がりと超簡単。
チョコレートに既に少しだけオーガニックしょ糖が入っているので甘味料は加えません。
オーガニックホットチョコレートはいつものマグカップではなく、必ずお気に入りの
ティーカップとソーサーで頂いて、自宅でも少しだけリッチな気分を味い、体も心も温まっています。
スイスブランドCalro Fair Trade(「もちろんフェアトレード」の意味だそう)のチョコレートは
オーガニック認証でもあり、フェアトレード商品でもある優れもの。下記WEBショップで購入可能です。
素晴らしい商品ばかりのオーガニックアドバイザーおススメBio Shop→ Swiss ecoshop asia
ところで皆様はオーガニック食品や製品を選ぶ場合どのような基準で選んでいますか?
日本ではオーガニック認証のチョコレートやフェアトレードのチョコレートは買えますが
オーガニックでもあり、フェアトレード製品でもあるチョコレートは
なかなかお目にかかることはありません。
オーガニック加工食品にも下記のようにランクがあります。
1.オーガニック原材料とナチュラルな原材料を使用しているが、食品添加物も少し加えている
商品でオーガニック認証を取得していない商品。
2.オーガニック原材料とナチュラルな原材料を使用していて、食品添加物は未使用だがオーガニック
認証を取得していない商品。
3.オーガニック原材料とナチュラルな原材料だけ使用しているが、オーガニック認証を取得して
いない商品。
4.すべてオーガニック原材料を使用しているがオーガニック認証を取得していない商品。
5.オーガニック原材料を使用していてオーガニック認証を取得している商品。
6.オーガニック原材料を使用していてオーガニック認証を取得しており、
且つフェアトレード商品やパッケージが環境に配慮している商品。
1は当たり前ですがオーガニック食品とは呼べません。最近日本では1の商品は大分減りました。
日本の農産物を含むオーガニック食品は2と3と4が多く食品全体の約1%。
そして5と6の有機JAS認証食品は食品全体のたった0.25%。
このままでは日本のオーガニック商品はほとんど姿を消してしまうのではと危惧されています。
ヨーロッパの先進国や北米ではオーガニック認証商品が年々増え、需要も多くなっています。
特にヨローッパの先進国はオーガニック商品はオーガニック認証を取得しているのが当たり前。
最初の質問に戻りますが、化粧品を含むオーガニック商品を選ぶ場合、
日本人やアメリカ人は美容と健康に良いと理由で選択する人が多い傾向にあります。
しかし、ヨーロッパでは環境に配慮してオーガニック商品を選択する傾向にあります。
ヨーロッパでは6の商品が日本やアメリカと比較して断然多く、
環境にも配慮した商品を選択する人も多いので必然的に6の商品が増えてきます。
アメリカはオーガニック商品の消費が世界1位の国ですので日本と同じカテゴリーにするのもなんですが
今回は美容と健康で選択する場合と環境に配慮して選択する場合の2つに分けました。
なぜヨーロッパの人々は環境に配慮した商品を選ぶ傾向にあるのでしょう。
ヨーロッパは国土面積が小さな国が多く、工業地域と住宅地が比較的近距離にあり
アメリカのように工業地域と住宅地を遠く離せないこともひとつの要因に考えられます。
ドイツの南西部、スイスとの国境にシュバルツバルト(黒い森)と呼ばれる広域な森林地帯があります。
第二次大戦後近代化が進み、環境汚染による酸性雨の影響でシュバルツバルトの木々が枯渇しました。
その結果ドイツのみならず近隣諸国の自然環境に悪影響を及ぼし、ヨーロッパのエコロジー運動が
始まったと言われています。
これは一例ですが、ヨーロッパの多くの国の人々の生活は自然環境とは切り離せず
環境保全に対する姿勢が生活に根付いています。
日本ではまだまだフェアトレードやエコロジカルパッケージの商品を目にする機会は
かなり少ないと思います。
ましてや、オーガニック認証取得でフェアトレードやエコロジカルパッケージの商品を
近所のスーパー等で見かける機会はもっと少ないでしょう。
強いて言えば、皆様に広く知られているエコロジカルパッケージの商品は「無印良品」でしょうか。
無印良品は海外にも店舗を構えておりまして、フランスでは「MUJI」の愛称で大人気です。
日本でも消費者一人一人がこのような商品を選択するように心掛けるようになると、
フェアトレードやエコロジーな商品も増えていくようになると思います。
そして自分自身の美容や家族の健康を考えてオーガニック商品を選択することは
環境保全に貢献することにもつながっていて、
またなかなか進まない日本人のグローバリズムにも一役買っていることを忘れないでくださいね。
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