TOKYO ECO & ORGANIC LIFE

 会社の男性から借りた若杉おばあちゃんの著書3冊目は体温を上げる料理教室。だいぶ前に読み終え

 ていましたが記事アップが遅くなってしまいました。。。


 「冷えは万病の元」といいますが、貧血・低体温症・便秘症・低血糖症・低血圧症・花粉症・アレル

 ギー体質・アトピー性皮膚炎とこれらは女性がなりやすい病気ですべて「冷え」からくるものです。

 私も食生活と生活習慣を改善する前は低体温で低血圧でした。これが私の持病アレルギー体質に良く

 なかったわけです。


 体が冷えるということは血液の循環が悪くなるということ。冷えをほおっておけば更に、集中力の低

 下、無気力、うつ病、免疫力の低下、生理不順、精子の数の減少、不妊、母乳の出が悪くなるなどの

 病気や様々な症状に発展していきます。


 3.11以降では、放射能が原因なのか体の不調を訴える人が多くなってきました。また福島の子供

 達の放射能による甲状腺癌も気がかりな事のひとつ。これらもまた冷えと関係があり、前者は免疫力

 を上げることとで予防できますし、後者は低体温(35℃台)は癌細胞を活発にするため体温を36

 ℃以上に保つことは甲状腺癌い負けない強い体をつくることになります。


 それではこの低体温の原因はどこからくるのでしょうか。その原因は「食歴」に隠されています。現

 代の食事は高カロリーで高たんぱく。昔はご飯お味噌汁に惣菜1品にお漬物という一汁一菜が一般的

 な糧の食事でした。しかし戦後高度経済成長あたりから肉・乳製品・卵を多く食べるようになりまし

 た。結果増えたのが、現代病のアレルギーやアトピー性皮膚炎の人達です。これは食生活の乱れから

 くる「冷え」もひとつの要因です。

 それではどんな食事が日本人の冷え対策にいいのでしょう。明治時代に文明開化で食文化の西洋化が

 進むのを心配して、食物と心身の関係を提唱した「食養」の元祖石塚左玄がつくった「食養道歌」に

 ヒントがあります。


 1.病気はみんな毎日の食の過ち、真の食に病気はなし

 2.臼歯を持つ人間は穀物を食べる動物、動物性を心して食え

 3.あごの上の口を養う食物は、穀よりほかに良いものはない

 4.穀物主義、野菜は副食、魚、肉はほんの少しと決めてよい

 5.陽性の人間は肉食するより、植物性と海藻類

 6.日本人は味噌と穀物を食べるのがよい。肉と魚の代用になる

 7.牛、豚、鶏、卵、赤身の魚と海の塩気は同じ事と知る

 8.肉食は瞬発力、穀物中心にすれば持続力がある

 9.肉食は短気になって、正しい事、よい仕事を嫌がる

 10.人間が肉食多くするならば、性が乱れて世が乱れる

 11.穀物多く食べるなら、御魂磨かれ霊性目覚める

 12.穀物食をとるならば、知恵もうまれて人の道を歩める

 13.減塩すれば体の中は病の大元となる

 14.塩のきいた味噌や漬物を毎日食べれば、病気が逃げていく

 15.減塩をして大豆、ジャガイモ、果物食べればたちまち具合が悪くなる

 16.牛の乳を飲む人間は背が高くなり弱くなる

 17.潮風吹く海岸に住む人々は、魚が多く入れば病気をつくる

 18.大豆と根菜類、炊き合わせれば調和する

 19.いい塩、いい米、良いお水、これが日本の立て直し

 20.人々が寒さ、ひもじさ、きびしさに負けない働きは塩と米の力なり

 21.春苦味、夏は酢の物、秋カラミ、冬は油と合点して食え

 22.教え子は食養を世の中に広めて伝える役目なり

 23.良い人になれる大元は、食を正す大元なり

 

 すべてが必ずしも正しいとは思いませんが、実践したいまたは実践している項目も多く、体温を上げ

 る食事法は病気になり難い体をつくるための食事法でもありました。


 そしてこれに、生活習慣と適度な運動が加われば鬼に金棒弁慶になぎなた、冷えとは無縁の健康的な

 生活がおくれると思います。具体的な対策は放射線対策と同じですので下記をご一読下さい。


                放射線対策と体温免疫力


 こちらはアメリカのスーパーヘルスプラン。日本の健康食事法と読み比べてみて下さい。


            SUPERFOODS - スーパーヘルスプラン12カ条

 自分に合い且つ実践可能だと思うものを毎日の生活に取り入れたいですね。


     体温を上げる料理教室―いまの健康法は間違っている正しい食事に変えなさい
                   

 読んで下さって有難うございます。
 前回はオーガニックライフランキング2位、
 有機・オーガニックランキング4位でした。
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