記事のアップが遅れてしまいましたが、

   先日告知した世界一周オーガニック修行旅 をした新婚ご夫婦の報告会へ行ってまいりました。


        TOKYO ECO & ORGANIC LIFE


   まだ二十代半ばの二人がこのような旅を計画して実行したとは素晴らしい行動力です。

   というより二十代だからできたのかもしれません。

   しかもバックパッカーでホテルの宿泊はなるべく避け、エコ・オーガニックファーム、

   コミュニティービレッジ、アグリツーリズモに宿泊して労働力を提供していたそうです。

   大変なことも多々あったと思いますが、お二人は旅をエンジョイしているようで辛さは微塵も

   感じられませんでした。


        TOKYO ECO & ORGANIC LIFE


   私事で恐縮ですが、私の20代半ばと言えば海外在住で、

   仕事でまたはプライベートで様々な国を訪れとても有意義な20代でした。

   宿泊は会社払いのある程度のランクのホテルでしたし、住んでいたコンドミニアムもプール、ジム、

   テニスコートがあり、小さなスーパー、ランドリーショップ、ATMまである外に出ずとも

   アパートメントの中で十分生活ができる一種のコミュニティのような高級コンドミニアムでした。

   しかも日本では考えられないくらいの安い家賃。

   今思えば若い時にあんな贅沢をしてしまって、もう少し苦労すればよかったかなと思います。


   家探しに家賃の交渉、電気・ガス・水道の契約、銀行口座開設など自分一人で何でもしなければいけなく、

   また日本人がほとんどいない英語だけの環境で、仕事もかなりハードでしたので

   最初は何度も部屋で一人泣いたり、母に国際電話したりしてました(笑)。

   国際電話代が凄い金額になってしまったことも!


   日本に帰国した時は、大分強くなり少し大人になって、考えも前よりしっかりしていたように思います。

   また、地球単位で考えるグローバルな思考もこの時に土台が出来たと思っています。


        TOKYO ECO & ORGANIC LIFE


   きっと私がそうであった様に、新婚のお二人も

   ひとまわりもふたまわりも大きくなって帰国したのではと思います。

   

   実際に何度も足を運んでいるヨーロッパのオーガニックにはある程度は詳しいものの、

   一度も足を踏み入れたことがない南米のオーガニック事情には興味津々でした。


   印象に残ったのは、ブラジルの同じ季節の同じ大豆畑。

   どこまで車で走っても同じ景色の広大な大豆畑が広がる田舎道の不思議な信じられない光景。

   大豆畑の片方は青々とした広大な緑の畑ですが、もう一方は枯れた大豆の茶色の畑。

   茶色の畑は収穫時の枯葉剤が原因です。

   大豆の収穫時期になると、空から枯葉剤をまいて短時間で大豆の葉や茎を枯らし収穫しやすくします。

   それで、同じ季節の同じ大豆畑が、一方は緑でもう一方は茶色いのです。

   枯葉剤と言えば、ベトナム戦争で散布され、

   枯葉剤被害児の映像をご覧になったことがある方は多いと思います。

   大量の枯葉剤で、地球を汚し、そして農業従事者の健康をむしばんでいます。


   その他の国のオーガニック情報はこちらへ アクセス下さい。


        TOKYO ECO & ORGANIC LIFE


   主催者は20代のご夫婦で、若い世代の参加者が多く、オーガニック初心者向けの内容なので

   誰でも気軽に参加できるのがいいですね。

   エコロジーやオーガニックに興味を持って、自分達が住んでいる地球にどんな事が

   起こっているかを知るのは大事な事で、こういうことって若い世代の方が浸透しやすいかも。

  

   ご夫婦は将来的には農業に従事する予定だそうです。

   きっと私くらいの年齢になる20年後にはオーガニック業界でリーダー的な存在となること

   間違いなしだと思います。


   読んで下さって有難う御座います。
   昨日はオーガニックライフランキング1位、   
   有機・オーガニックランキング3位でした。    
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