TOKYO ECO & ORGANIC LIFE

  先週土曜日は現在受講しているオーガニックコミュニケーター のオーガニックコスメの講座だった。

  最も興味深かったのは下の表のオーガニック化粧品と一般化粧品の保湿成分比較。


  コラーゲン、スクワランは想像できたしそこまで驚かなかったが、

  鶏のトサカから抽出するヒアルロン酸、豚の脳から抽出するコレステロール、

  提供された人間の胎盤から抽出するプラセンタエキスが入った化粧品は使用したくないと思ってしまった。


  鶏のトサカや豚の脳は食肉センターの廃棄物。

  ただ同然のものなので原材料を安くあげるために使われる。

  人間の胎盤に至っては、アメリカでは出産後にレバーのような胎盤を持って帰るか、

  病院に寄付するか聞かれるそうだ。
  寄付の場合は、製薬会社や化粧品会社に売られる。

  とはアメリカに長年住んで、お子さん二人をアメリカでご出産された講師の方の話。

  海外ブランドの化粧品にはこういうものもアリということになる。

      

       オーガニック化粧品と一般化粧品
          保湿成分原材料比較例
主要成分

オーガニック

コスメ

一般の化粧品
コラーゲン 使用せず
コラーゲン生成を
促す天然植物分
を使用
牛や豚、魚の皮を
加水分解し抽出
ヒアルロン酸 微生物の発酵に
より抽出
鶏のとさか
から抽出
スクワラン オリーブオイルなど
から抽出
深海ザメの肝臓
の肝油から抽出
コレステロール 菜種から抽出した
コレステロール
豚などの脳から
抽出
プラセンタエキス 使用しない 豚、羊、人間の
胎盤から抽出


  ここに挙げた一般化粧品の原材料がすべての一般化粧品に使用されているわけではない。

  しかし、全成分の表示は必須だが、詳しい成分の原材料までの表示義務はないのは

  皆様もよくお分かりだと思う。

  要するに、どの化粧品に、どんな原材料が使われているのか消費者には分からないということ。


  鶏のトサカでも豚の脳でも人間の胎盤でもなんでもOKという方は別だが

  人間の胎盤に至っては、結局皮膚から体内に入るものなので「共食い?」になるのだろうか?

  牛のBSEを想像してしまった。

  BSEは飼料として牛の肉骨粉を肉牛に食べさせた「共食い」が原因と言われている。  

  *動物は出産後胎盤を食べることから、胎盤は体にいいという研究結果が出ているようです。


  何を選択するかは自由。

  きちんとした知識をもって自分にあった選択をしたいものだ。


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