自然農法の野菜が原材料の四季彩茶屋葉菜 へ行ったばかりだが

     今回は自然農法の野菜が買えるお店を青山に見つけた。

     青山通り紀伊国屋ストアーのあるAOビルの丁度真裏にある表参道市場 伝 がそのお店。

     ELLE atableにも掲載されたこの八百屋さん、かなりのこだわりの品ぞろえで定評がある。


     自然農法とは、土地を耕さない、草や虫を敵としない(虫を駆除せず、草は野菜が負けない程度

     に刈る)、無農薬(畑に草が生えていて、様々な虫の生活の場になっている。益虫、害虫バランス

     よく畑にいる)、固定種(在来種)のみを蒔く(昔ながらの種を採ることのできる固定種)、自家採取

     をしている(畑でとれた野菜から次に蒔く種をとっている)農業方法をいう。

     イメージがわかない方は、雑草がぼうぼうの荒れ地のような畑で野菜を栽培していると想像して

     頂くといいかも。

     

     自然農法の種は固定種(在来種)、この種こそがミソで究極のオーガニックだ。

     自然農法の野菜は仕入れるのが大変。

     というのも、生産性があまりよくないので自然農法で栽培している農家が少ないからだ。

     この日は黄色のかぶのみが自然農法だった。


     伝もお店に並ぶ野菜は基本的に有機野菜や特別栽培。

     そして、野菜は形が不ぞろいだったり、不格好だったり。。。しかしこれが本物の野菜の形

     スーパーに並ぶ形のそろった野菜や果物は、私達消費者が整った野菜の形にこだわるため

     売れるように品種改良されたものや、既定内の形の野菜・果物を選別したもの。

     この世に生を受けたもので、同じ形のものは何一つないように野菜や果物も同様で、

     全く同じものは存在しない。

     そっくりなものはあっても、必ずどこか違うはず。

     自然農法は種こそがミソなのは、品種改良されていない、形の不揃いな農産物の種だから。

    

     また他には、昔からの伝統製造方法で造った調味料、健康茶、天然海産物などが並んでいた。

     全国から仕入れたこだわりの商品は品数は少ないがすべて信頼できるもの。

     本当に小さなお店だが安心が買えるお店は少ない。


     形が不揃いな商品が並ぶお店は、不良品?と思う方も多いかもしれないが

     実は本物の野菜や果物が並ぶ良心的な消費者のことを考えた、

     はたまた持続可能な社会を考えた、さらに地球のことを考えたお店だった。

     同じ形の商品が並んでいるお店の方が安心できないということを皆様に分かってほしいと思う。


     TOKYO ECO & ORGANIC LIFE
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