ついに結婚式が始まる時間になった。


桜はバージンロードを歩いている。


隣には号泣してる桜の父親。


仲直りしたようだ。


ついに桜は俺の隣にきた。


俺たちは神父の前に並ぶ。


「新郎、貴方は病めるときも健やかなるときも新婦のことを愛すことを誓いますか?」


「はい」


俺は答える。


「新婦、貴女は病めるときも健やかなるときも新郎のことを愛すことを誓いますか?」


「はい、誓います」


桜も答える。


「指輪の交換を」



俺は桜に指輪をつけた。


桜も俺に指輪をつけた。



「では誓いのキスを」


俺たちは誓いのキスをした。


教会の鐘がなる。


あちこちから祝福の声が聞こえた。



「桜俺たち結婚したんだな」



「そうね。」



桜はほほ笑んでる。



今までで一番きれいな笑顔だ。






これからもよろしくな、俺の愛しい桜。



~fin~

「さぁ、帰るか。」




「中原優花の処分は?」




「ほっとけば?桜のオーラで十分怖がってたし…」




「あら、そんなに怖かったかしら…」




「……あぁ。」




「さぁ、行くわよ!」




「どこに?」




「結婚式場よ!もう目星はついているのよ。」




「じゃあ行くか…」



俺と桜は車に乗った。




~結婚式場~




「きれいな式場だな」




「でしょう!」




桜はバージンロードに走った。




「ジュンと私はここを歩くのよ!」




桜は笑った。




「そうだな…」




俺たちは式場を後にした。



「今度はウェディングドレスよ。でもジュンは来ないでね。」




「なんでだよ?」




「当日までのお楽しみって事よ!」




「そうか…じゃあな。」




~結婚式当日~




「よぉジュン!元気かぁ?」




「あぁ、智也か……」




「元気じゃなさそうだな。どーした?マリッジブルーか?」




「あぁ…そんな感じだ…ちゃんとこの先、桜を支えていけんのかなってな…」




「………バッカじゃねーの?」




「はぁ?お前に言われたくないわぁぁ!」




「だってその通りじゃねーかよ!今お前は大企業の社長なんだから!支えられるだろ!」




「……ははっ。ムカつくけど元気出たわ。じゃ、桜のところに行こう!」




コンコンッ…




「桜ぁ。入っていいかぁ?」




「いいわよ。」




ガチャッ




そこには美しい純白のウェディングドレスを着た桜がいた。




いつものきれいな長い髪は上の方に1つに束ねてあった。




「どーお?きれいでしょ?」



「……」




俺は声が出なかった…




「ジュン?」




「…あっ、うん。きれいだよ、桜…」




「ありがと。あとはベールだけなの。それは本番までのお楽しみよ!」




「そーか、楽しみにしてるよ」
「そこの貴女。ジュンから離れてくださる?ジュンは私の婚約者なのよ」


桜は俺と優花を引き剥がした。


「さ、桜?何でここに?」


「ジュンのお祖父さんに聞いたからよ。ジュンのことだからどっかの女に襲われそうになるんじゃないかって心配になって…」


「心配してくれたのか?ありがとうな」


「どういたしまして。あら、そこの貴女、他人の婚約者に手をだしていいとでも思って?」


優花は桜にビビってる。


「い、いえ、そんなことは…」


「じゃあ何故こんなことをしたのかしら?」


口調は穏やかだがオーラが黒い。


「ジュンさんのことが好きで…。」


「でも世の中にはやっていいことと悪いことがあるのよ~。貴方の処分はジュンと考えるわ。目障りだから消えてくれるかしら?」


桜はニッコリ笑った。


恐い…。


「は、はい…。」


優花は出ていった。


「ジュン、貴方も簡単に襲われてはダメでしょう」


「あぁ。ごめん」


「私の婚約者なのだから」


「本当にごめんな」


「本当に悪いと思ってるの?あの女に迫られて満更でもなかったんじゃない?」


「それはない。俺は桜じゃないとダメだ」


「本当に?」


桜は疑ってる。


「本当だ!!」


俺はそう言って桜にキスした。


「ジュン!?////」


桜の顔は真っ赤だ。


多分俺の顔も赤いだろう。


「信じてくれた?」


「えぇ」