「何もしたくない私」にちゃんと自己一致する

こんにちは。

心理カウンセラーの
石岡みおです。

プロフィールはこちらです。

何をするにも
やる気が出ない。

気持ちが鬱々として、
前を向けない。

引きこもって
もうな〜んにもしたくない！（；；）

そんな風に

心の中に住む
「無気力さん」が

自分の真ん中に
ど〜んと座り込んで
びくともしない…(´△｀)

そんなこと
あなたにはありませんか？

そういう時、あなたは
その気分をどうやって
乗り越えていますか？

私は、自分の中に住む
「無気力さん」と
長年、なかなか
良い関係を築くことができませんでした^^;

「無気力さん」は
もうずっと昔から
私の中にいて、

しょっちゅう
「座り込み」を行うのですが、

その度に私は
この人のことを
必死に追い出そうとしては

それが叶わず
さらにやる気をなくす。悪循環。

そんなことを
繰り返していたように思います^^;

「やる気を出さなければ！」

「こんな風にダラダラしていたら
自分だけおいていかれる！」

「サボることは良くないことだ！」

「こんな自堕落な自分は最低だ！」

そういう言葉で、
必死に追い出そうとすればするほど

「無気力さん」の存在感は
心の中で
どんどん膨れ上がり、

どんどん
何にもしたくなくなりました。

でも、
冷静に考えてみたら

「何にもやる気にならないこと」

って、生きていたら誰でも
どうしてもありますよね^^;

バイオリズムもあるし、

生活環境の影響も受けるし。

そんな自分もOK！

とまでは、
なかなか言えないのですが

最近は
「なんだかな〜…」とは
思いながらも、

「無気力さんが
私の中にいる」

という事実を
少しずつ認めることで

随分と心が
楽になってきたように思います。

「ああ、今私、
何にもしたくないんだね〜。

何もかもやる気が出ないし

全てが嫌に
なっているんだね〜。

そっか、そっか〜、わかったよ。」

座り込んで
頑として動かない
「無気力さん」を

邪魔者扱いせず

悪者扱いせず、

そうやって
声をかけて、

ちゃんと「居場所」を
準備してあげたことで

不思議なのですが
逆に

無気力さんの
「長期座り込み」が
減ってきたように思います。

「私は何もしたくないんだ」

ということに、一旦、
ちゃんと「自己一致」する。

そういう時は、
神様が下さった
「おやすみ」だと思って

焦らない。

ジタバタしない。

「今私何食べたい？」って聞いて
食べたいものを食べさせてあげたり、

一人で岩盤浴にいって、
のんびり過ごしたり、

気が済むまで
観たかった映画を見たり、

一日くらい、
「ママ。やる気がないんだ」
って、家事をサボって
外食にしたっていいし、

お風呂に
ちょっとくらい
入らなくたって
死にはしないし、

緊急以外は
メールやラインは
スルーしたって
後からちゃんと、説明すればいい。

残念ではあるけど
それが今の
私なんだから。

ひとしきり
お休みすれば

きっと気がすんで

ちゃんとまた
勝手に動きたくなる。

その日が来ることも
ちゃんと信じてあげよう。

そんな風に
少しずつ思えるように
なってきたかな、と思います。

そうやって
心の中に「無気力さん」の
居場所を準備してあげたことで

これまで
なんの取り柄もない
厄介者だと思っていた
「無気力さん」も

私にとって
大切な自分の一部であることに
気がつきました。

「無気力さん」が
ちゃんと私の中に
いてくれたから、

私は、これまで
大きな病気もせず
来れたのかもしれない。

自分で自分を
とことんまで追い込んで
痛めつけることを
せずに済んだのかもしれない。

あなたがいてくれたことにも
ちゃんと意味があったんだね。

最近は
そんな風に思ったりもします。

「無気力さん」

「不安さん」

「いっぱいいっぱいさん」

「イライラさん」

「焦りさん」

「孤独さん」

私の中には
なかなか仲良くなりきれない
いろんな私が居ますが

私の中の
全ての私が
みんな幸せでいられるように

一人一人にちゃんと
「居場所」を準備するからね。

そんな気持ちで
穏やかに

いろんな自分に
一人ずつ気づき

大切にしていけたらと思う
今日この頃です。