こんばんは。
「自分軸で生きたい」あなたを応援するカウンセラー
石岡みおです。
プロフィールはこちらです。
今日は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者
「水木しげるさん」の文章を
ご紹介したいと思います。
水木しげるさんは
過酷な戦争体験を
重ねられた方であることも、
ご存知の方は多いと思います。
戦時中、米軍の攻撃に合い、
左腕も失われています。
そんな水木さんが2005年に
「人生をいじくり回してはいけない」
というタイトルで
雑誌に寄稿された記事です。
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入隊して問もなく、私は南方の島、
ニューブリテン島のラバウルヘと
送られることになりました。
腕を失って前線から後退した私は、
島で暮らす人たちと仲良くなった。
彼らは朝起きると、
主食であるバナナを採りにいく。
そして昼問は涼しい家のなかで
のんびりしている。
客人が来れば心からもてなす。
祭りの日にはみんなで歌い踊る。
ただそれだけの生活です。
彼らには義務のような仕事などありません。
もしかしたら
人生の目標なんていうものも
ないのかもしれない。
それでも彼らは、
とても満ち足りた表情をしていました。
彼らのなかには
「幸せ」という言葉はありません。
それでも彼らの村には
「幸せ」の空気が充満しています。
それは彼らの日常生活の中に、
幸せが自然に組み込まれているからです。
あえてこれが幸せですと
取り出して確かめなくても、
ほのぼのとした幸福感に包まれているんです。
「幸せ」なんていう言葉が
ないほうがいいと私は思います。
そんな言葉があるから、
人は「幸せ」を叫ぶのです。
もっと幸せになりたいと叫ぶのです。
本当の幸せとは、
叫んだからといって手に入るものでもない。
私は彼らの村に流れる幸せの空気を、
日本に帰国してからも
思い出しながら、
暮らしてきました。
やりたくないことは無理にやることはない。
自分にできないことは
他人に任せておけばいい。
小さい頃から私はそう考えていました。
自分の好きなことをやる。
そのために人は生まれてきたのだと
私は思っています。
やりがいだとか、
充実感といった言葉を
よく耳にしますが、
結局は自分が好きなことにしか、
そういうものは見つからないような気がします。
やりたいことが見つからないと言う人がいますが、
まずは自分が好きなことは何かを考えること。
小さい頃に熱中したものを思い出すんです。
ただし、好きだからといって
成功するわけじゃない。
いくら情熱を傾けて努力をしても
報われない人はたくさんいます。
努力は人を裏切るということも知っておくことです。
それでも、好きなことに
情熱を傾けている問は、
きっと幸せの空気が漂っているものです。
私は自分が幸福だと思っています。
好きなことに情熱を注いで、
人生を生き切ること。
うまくいく時もあれば、
うまくいかない時もある。
そんな時に、
あたふたと騒がないほうがいい。
幸福だの不幸だのと
いちいち口に出さないほうがいい。
人生にはいろんなことが起こって当たり前。
それらに一喜一憂するのではなく、
放っておくことです。
人生をへたにいじくりまわしたところで、
何の解決にもなりません。
起きてしまった不幸はもうどうしようなもない。
ならば自然の流れに
身を委ねてしまったほうがいい。
しょせん人問の力では
どうしようもないこともあるものです。
ラバウルの人たちは
実にわかりやすい人生を送っています。
神様から与えられた人生を
決していじくり回したりしません。
だから、
幸せの空気に包まれているのでしょう。
水木しげる「人生を、いじくり回してはいけない」2005年
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いかがでしたでしょうか?
この文章を初めて読んだのは
今から3年ほど前でした。
私にとって、
「幸せは、今ここにある」
ということを思い出させてくれる文章で、
落ち込んだ時や
自分を見失いそうになった時
くり返し読んでいます。
これをお読みのあなたにとっても
何か響くものがあれば
嬉しく思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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「自分軸で生きたい」あなたを応援するカウンセラー 石岡みお
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