みなさんこんにちはリョーンズです
仮想通貨が盛り上がってる!
1日の現物出来高10兆円!
仮想通貨で生活が変わる未来はすぐ!
東証の出来高が3.8兆/日、クリプトの現物の出来高が10兆/日。
— いしはま@バーチャルワールドYay! (@takachan114) December 12, 2023
東証に上場している銘柄は3300、Binanceに上場している銘柄は350。
冷静に、凄まじすぎる。
クリプトによってまだ生活変わってないじゃんという評価がクリプトには多すぎるが、深く知れば知るほど本当に時間の問題。
なんてツイートが最近増えてきました。
僕は仮想通貨は好きですし、盛り上がってくれればトレードがやりやすくなるので嬉しいですが、問題はこの10兆円取引の中身ですよね。
相場の初心者さんが仮想通貨の出来高だけを聞くと盛り上がっているように見えますが、実はこの出来高、殆どが「botのアービトラージ取引」が原因です。
アービトラージ取引はどういうものかといいますと、仮想通貨の世界は株と異なり、取引所が物凄くたくさん存在し、各取引所の価格は微妙にそれぞれ異なります。
そこで自動売買システム(bot)を作って取引所の微妙な価格のずれを感知し、価格が安いA取引所は買い、価格が高いB取引所で売り、という自動売買ツールを使うことでノーリスクで利益をかすめ取ることができます。(株やFXでのアービトラージもありますが、価格差がほとんどでないので滅多に取れません)
ちなみに流動性があるビットコインとかですと、A取引所で100万円、B取引所で100万円動かす1取引が利益2000円くらいでます。
そして僕の場合ですが、仮想通貨が盛り上がっていた2020年に、ある取引所内で「現物」と「先物」間のアービトラージをやっておりまして、この取引のみで年間取引量が1人で200億円もありました。(原資は800万円~1500万円くらい)
ツイートで「クリプトの現物の出来高」と言っているので半分の100億円にはなりますが、それでも1人の人間だけで100億の出来高(1日あたり現物2700万円)の取引量があります。
また、自動売買の世界ではS級botterなんて呼ばれる人たちが存在しており、彼らの中には一人で1日10億の出来高を回す人なども存在しますので、1日の現物出来高10兆円!という数字は実は思っているよりも多くないということを理解しておかないといけません。
まあ僕の肌感覚的にいいますと、桁を1つ取らないと東証の出来高との比較は難しいんじゃないかなあと思います。