皆さんこんにちは、リョーンズです
本日は前回の話の続きです。
普段私がやっている株のサヤ取りですが、
サヤ分析サイトで有名な、サヤトレでは負けてしまった話を前回書いたんですが、
やはり私が以前勝てていたBLSシステムと違ったのは、素材(銘柄)の扱い方が根本的に違うんだなと、今回気づきがありましたので共有しておきます。
サヤトレはボリンジャーバンドを使って色々な銘柄ペアの条件を絞ってエントリーをしていきます。
機能が豊富で使いやすく、使い始めは結構気に入っておりました。
かたやBLSシステムですが、私の安いPCでは計算速度が遅いですし、株価もまめにダウンロードしなければいけなくて手間がかかります。
しかしですね、
レストランに例えるとサヤトレは機能的なプロの厨房で業務スーパーで安い食材を使って料理を出す感じ。
BLSシステムは普通の家庭で、しかしプロが市場で厳選して仕入れた良い食材を使って出す感じ。
という違いがあるのかなと感じました。
サヤトレは好きなペアを好きなようにフィルターにかけて、銘柄選別の自由度が高くて個人的には楽しいんですが、どんな銘柄も分析できてしまうために、ゴミ食材も多く混入しており、それでも機材が良いのでなんとなく見栄え良く仕上がって、なんとなく勝てそうな雰囲気がでるのでなんとなくポジションを持ってしまうんですよ。
しかしゴミ食材はどれだけよい機材を使っても限界があり、結果として僕は勝てませんでした。
次にBLSシステムですが、これは銘柄ペアを選ぶ一つ前の株価データの選別に機能の8割を振っておりまして、
例えるならとことん市場で美味しい食材を探す感じで、ひたすら「正しく」同じ動きをしている銘柄ペアを探すシステムです。
で、食材を見つけたらあとは大したフィルターもかけずにエントリーするんですが、大した道具を使ってないのに、食材が良いので美味しいんですよ。つまり勝ててしまう。
で、このひたすら「正しく」同じ動きをしているのってすごいサヤ取りには大事だなと感じまして、
BLSは上場企業約4000近くの銘柄を計算する機能がありまして、私の場合はプライム市場の約1800にしぼって分析してましたが、だいたい取引できるペアは1ヶ月に20個程度しかでてこないんですよ。
つまり、
正しく同じ動きをしているペアって全体のなんと約1%程度しかないんですよ。
なぜ銘柄選別でここまで減ってしまうかについてはここでは解説しきれないのでBLSのサイトを見てほしいです。
ちょっと内容が難しいので読む気は失せますが、しかし理解すると相当数の無駄エントリーはなくなりますので、サヤ取りをしている人は読んだほうが良いのかなとは思います。
素材は大事だよというお話でした。