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皆様こんにちは。
昨日は「おしゃべり元保護者」真面目にブログ更新しております。
『心笑亭杉のの笑いの空間』時代にも一度紹介した、杉のの小中学時代の友達、
「さる子ちゃん」のお話をしております。
さてさて。
昨日の記事の中で、「ジージの運転免許証の返還時期」について、
思うところを述べたところ、さっそく、「こういう手があるよ」と教えてくださった方がいらして。
その方が教えてくれたサイトがこれ。
ほほーーーっ
こういう手があったのか!と、さっそく弟たちに提言してみようと思った杉の。
だけど、この方、仕事柄、お年寄りたちの老後についていろいろ触れ合う機会があり、
やはり、お年寄りにとって、「買い物」とか、「運転をする」という行為が、
お年寄りにとって、若さの秘訣でもあり、生きる希望になっているという視点も持ち続ける必要性を教えてくださった。
興味のある方は一度ご覧になってみれば?
そんなこんなで、ちょっと明るい展望を見出してすぐさま、
今度は、ネットでこんなことが話題になっていて。
それは、電車の優先座席に座った若者と、その優先座席を譲れ、と訴えるお年寄りの言い争いの動画。
ま、杉のはその動画を見たわけではなく、そのやりとりを細かに文章に起こしてくれたネットの記事を読んだだけ。
だから、「真実」なんてわからないのだけど、
その文章をパッと見たところ、
「なんちゅう若者や!」と、憮然となってしまう。
だけど、その若者、以前、お年寄りに席を譲ったところ、
「年寄り扱いするな」と、叱られたそう。
だから、それ以来、お年寄りに席は譲らない、と決めたとかなんとか。
それに、この「席を譲れ」と叱っているお年寄りも、
やっぱり、少し偉そうなんだよね。
まあ、もしかしたら、これまでになんども、そういうおバカな若者に出くわしていたのかもしれないし、
また、この若者に、お年寄りの「怒り」を煽るような若者の発言があったからかもしれないけれど、
「席を譲られて当たり前」というその態度が、言葉の節々から受け取れてしまう。
ま、いってみたら、どっちもどっち、というのが最終的な感想。
ただ、
お年寄りによっては、逆に、「年寄り扱いされること」を嫌がる方々もいるのは確か。
ある男優さんは、テレビでしかっと、「私に席を譲らないで欲しい」と、表明したとか。
「自分の歳は自分で決める」
と。
だけど、思うんだよね。
それぞれの価値観はきっと違う。
でもでもだ。
お年寄り・・・ご本人がそう思う、思わないは別として、
「若者や子供の目」から見て、「お年寄り」に見える方には、
一応、「変わりましょうか?」と声をかけることを、よしとして欲しい。
だって、本当に座らせて欲しい、と思っているお年寄りもいるんだもんね。
それなのに、「そんなこと言ったら、叱られるかな」とか、「失礼かな」と迷っている若者がいたとしたら、もったいない。
そこで、「まだ自分はイケル!」と思っている方たちは、
不機嫌になるのではなく、
「お気遣いありがとう。だけど大丈夫です」
と、丁寧に断ってくれたら、それだけで若者たちは救われる。
やっぱ、どちらかが思いやりをもって接しているのだったら、
思いやりをもって返すことが一番気持ちいいもんね。
杉のは、どちらかというと、
こんな時は、率先してお年寄りに席を譲る派。
つっても本心は、バレーのやりすぎで膝の推定年齢92歳。
そんなことで、できれば座っていたいのはやまやまだけど、
いっても、自分、体育会系。
「お年寄りへの気遣い」なんて、そんな優しいものではなく、
いくら膝が痛いといっても、オチオチと目上の方を立たせたまま座っていられない小心者なのだ。
それに、「もしかしたら今に席を譲りましょうか、と言われるんじゃねえか」と日夜恐れているために、
「いやいや自分はまだイケますよアピール」でもある。
この春、毎週のように電車に乗る機会のあった時は、
そうやって、何度かお年寄りに声をかけた。
「あ、よかったら変わりましょうか?」
すると、だいたいみんな、嬉しそうにしてくれる。
「あら?いいの?悪いわね~」
と言いながらも、
おばあちゃんたち、100%喜んでくれた。
どっちかというと、
男性の方が、そのあたり敏感なのかな?
おばちゃんたちは、普段から「ちょっとの隙間があれば座ろうとする習性」をもっているため、
席を譲ってもらうことに、あまり抵抗がないのかな?(笑)
だけど、席を譲った私としては、喜んで座ってくれるこういうおばちゃんたちの方が気持ちいいのは間違いなく。
今、「すぐキレてしまう老人」が増えているらしい。
とくに、男性にそういう傾向が多く見られるらしい。
おそらく、ついこの間まで企業戦士として、それなりの役職につき、
バリバリ働き、部下から奉られていた男性たちなのだろう。
それが定年を迎え、急に、「お年寄り扱い」されることや、
「敬ってもらえる自分」ではなく、「気の毒がられる自分」との葛藤が、
そういうストレスを生んでしまうのだろう、ということは簡単に想像できる。
そう考えると、
「可哀想なお年寄り」には優しくしなさい。
「気の毒なお年寄り」には気を遣いなさい。
と、いう認識は、少し、失礼極まりないことなのかもしれないとも思う。
だったら、私たち「若輩者」は、
「人生の先輩」に、「率先して席を譲らせてもらおう」。
そうやって、譲る側が、少し認識を変えてみたら、
もしかしたら、「ありがとう」と素直に喜んでくれる、
ある意味本当のお年寄りたちが、増えるかもね。
最後に、
冒頭に出てきた若者に一言。
「なにやらあーだこーだ文句垂れてる、そこの若者!
ウダウダ理屈ゆうても、ソコは、優先座席やからなっ
その優先座席に、優先されるはずもないアンタが座った時点で、
アウトやしなっ・・・ちっ」
それではまた。
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