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ジェシーが我が家に来るまで、
私は室内飼いなんて家が汚れそう!
絶対に嫌!!
と思っていた私。
犬を飼っている人の家で長時間過ごしたことも、ありませんでした。
そんな私が犬を飼うきっかけになったのは、夫オスカル君がさみしがっていたこと。
オスカル君はドミニカ共和国出身。
私と出会ったことで、家族、友人、仕事の全てを置いて日本へ移住したのは2020年1月のこと。
世界がコロナ渦に陥るのと、ほぼ同時期でした。
VISAや日本語学習など、最初の1年はやることがたくさん!
新婚だったこともあり、2人で濃密な時間を過ごしました。
日本で生活する
という新しいチャレンジがあり、寂しがる余裕もありません。
日本での生活が2年目になり、まだまだコロナも終息しない世の中。
外出を控えていたため、仕事も、友人関係もあまり作れなかったオスカル君。
一方で、私は仕事が忙しくなり、休みが少なくなりました。
オスカル君、寂しそうだな。
そんななか、オスカル君が
5年ぐらいしたら一緒に犬を飼いたい
フレンチブルドッグを飼うのが夢なんだ
と言うので、ブリーダーさんと連絡を取ったところ、ちょうど仔犬がいるとのこと。
見るだけ・・・
というつもりでしたが、見たら負けですね。
ジェシーと出会ってしまった私たちは、その場で飼うことを決定。
ジェシーは1週間後に我が家にやってきました。
日中はオスカル君と過ごしているので、しつけはオスカル君が担当。
お留守番も得意で、テーブルに自分のおやつがあっても、取ってはいけないもの、かじってはいけないものはよくわかっています。
1年もすると、ジェシーは立派なフレブルになりました。
私が仕事から帰宅すると、毎回嬉しそうに玄関にいます。
私たちに帰宅の歓迎の挨拶をした後は、リビングから玩具やボールをくわえて戻ってきて
遊ぼう!!!
とアピールするジェシー。
靴を脱いで家に入ると
あれ? 玄関が温かい。
どうやら、ジェシーは私たちが留守だと玄関に座って(寝て)待っているようです。
フローリングの床が可哀そうなので、近くにベッドを設置しましたが、それでもドアの正面に座っているようで、靴を脱いで家に入った瞬間に
温かい
と感じます。
私のこれまでの想像では
ワンコは人間の留守中には、好き勝手やっているのでは?
でも、ジェシーはいつも玄関にいるみたい。
そこで見守りカメラを2台つけ、ジェシーの様子をうかがうことにしました。
私たちが家にいるときは、玩具をかじったり、一緒に遊ぼうと誘ってきたり、私たちをストーキングしながら気ままに過ごしているジェシー。
そんなジェシーは、私たち2人ともが留守の時は、玄関の狭い空間でじっとしています。
オスカル君が自宅のスタジオで仕事をしている時は、日当たりのよいリビングの窓際で昼寝をしたり、スタジオの前に私が設置したベッドで寝たり、おもちゃをかじっているのに。
普段のジェシーはトイレにこだわりがあり、ウンチは家のトイレでしかしないので、私の帰宅と共に
3回分ぐらい
の排便をして、お尻をふいてもらうために私のところにきます。
留守中に水は飲んでいるようですが、留守の間はご飯も食べないし、おしっこもウンチもしません。
ジェシーの時間は私たちがいないと止まるんだ
ということに気が付きました。
人の寿命に比べて短い犬の寿命
1年が7年分にあたると言ったりしますね。
短い犬の一生で、止まっている時間があまりないようにしたい。
ジェシーに楽しく暮らして欲しい。
幸い、オスカル君は在宅の仕事が多いので、ジェシーは長時間の留守番をすることなく生活できています。
2人とも忙しいときは、ジェシーの大好きなワンコの家に預かってもらうようにしていますし、旅行はジェシー中心に考えるようになりました。
お出かけの日のジェシーのウキウキした様子は本当に可愛くてたまりません。
ジェシーは本日で3歳。
これからの季節は、フレブルにとって暑く、散歩も大変。
熱射病に気を付けつつ、今年の夏も、たくさんジェシーと遊びたいです!