今だから思うことは、
母親はこうじゃなきゃいけないとか
母親はこうあるべきとか
そんなことばかり意識し過ぎて、
そんなことを大事にして
本当に一番大事な子供の心に
寄り添えてなかったと思う。
それに加え、私の場合
周りからの目をめちゃくちゃ気にしてたから、
自分の心も子供の心も無視して
周りの人から良い評価をもらうためだけの
行動、ふるまいをすることに一生懸命だった。
母親の役割を重視してしまうと
子供の心が視えなくなる。
自分の心も視えなくなる。
母親だから、子供のご飯は
朝昼晩三食、栄養のバランスを考えて
手作りしなければいけない。
母親だから、子供と常に一緒に居なきゃダメ
どこかに預けるのもダメ。
母親だから、子供を預けて自分の時間を楽しむ
なんてダメ。
母親だから、ちゃんとしつけなきゃダメ。
母親は、きちんと子育てしなきゃいけない。
○○しなければいけない!思考に
縛られていると、
周りの人の目を気にするのはもちろん、
自分が自分を厳しい目で見るようになる。
たまに子供を預けての2、3時間のお出かけも、
罪悪感であまり楽しめない。
早く出来ないのはあたりまえなのに
子供を急かしてしまう。見守れない。
子育てが思うように行かないことでイラつく。
子供が自分の思うようにならないことに
イラつく。
自分の中の母親像があって
それにそぐわない行動をする子供にイラつく。
心に全く余裕がなくなる。
辛くなる。
その時、子供の心も辛くなる。
結局、
子供を育てることが辛いのではなく、
自分が作った母親像や世間の目や
○○すべきや○○でなければならないで
自分が自分自身を苦しめてるだけだよね。
今思うのは、
なんの疑いもなく「母親とはこういうもの」という
概念を信じきって、
自分の頭で考えることをして来なかった、
自分に対する後悔。
だからさ、
今、子育て中のあなたに伝えたいと思う。
子育て辛いな…って思ってもいい。
疲れたら休んでいい。
誰かに預けて休む日があってもいい。
誰かの手を借りるのも全然OK!問題なし
家事が完璧に出来なくてもいい。
ちょっとくらい時間を守れなくてもいい。
全部ひとりで背負い込まなくていい。
一緒に遊ぶのが苦手でもいい。
母親はこうじゃなきゃいけないなんて
本当はどこにもない。
そんなもので自分を追い詰めないで。
子供を追い詰めないで。
子供を大事に思うくらい、
自分のことも大事にしてね