私の原点、そして時を経て今のこと

ブログにお立ち寄り下さりありがとうございます。
miopock＊ミオポッケ　naomiです。

先日のこと、ちょっとお話していた時に、六歳までに育った環境が今の自分に影響している、という話題になりました。

小さい頃は祖父母と同居していて、私は初孫だったこともあり、物心共にとても可愛がってもらいました。

写真が趣味の祖父には、いつも庭で写真を撮ってもらい、デパートが大好きな祖母には、いつもお洋服や身の回りのものを買ってもらいました。

小学生くらいまでは、洋服や小物など身の回りのものは母の手作りか、祖母がデパートで買ってきてくれたもので、とても丁寧に手間や時間をかけて作られたものが身近にあったことを思い出しました。

そして、いつも私の身近にあったものが、ウチの庭でした。

赤ちゃんの頃から、写真が趣味の祖父に、庭で写真をいっぱい撮ってもらっていました。

あかちゃんの私

いつもの遊んでいる風景

七五三やお正月

三輪車を買ってもらった時

新しい水着に水泳帽、浮き輪まで持った正装で

初めて自転車を買ってもらった時

スキーウエアを着込んで直立不動の写真

入学式、卒業式、成人式…

そうそう、
近所の仲良しさんも一緒になって
戸板の台に座布団をいっぱい敷いて、お人形さんごっこもしてたなぁ

そして、天気の良い日はお盆に乗せてお庭でランチタイム

こんな風に、わたしはウチの庭とともに育っていたんですね・・・

でも、年齢が上がるにつれて、自分の好みで選んだ色んな世界も広がっていきます。

私は和風寄りな環境で育ったのもあって、10代から20代にかけては、海外の可愛らしいもの…
『大草原の小さな家』や『赤毛のアン』の世界に憧れて、シリーズの本は全て読んでみたりしていました。

そして、木や花だけでなく、石やつくばいのある和風だったので、草花のあふれるガーデニングに憧れ・・・

その後は、花や植物を実際に育てるのは向いてないと気づき（すぐに枯らしてしまうので）、ローラアシュレイや、キャスキッドソンの花柄ファブリックに憧れ・・・

北欧の絵本や家を知り、その自然や暮らしに憧れたり・・・

ものづくりをしている自分の創作の源が混とんとしていて
わたしの『つくりたいもの』は何なのか？どこからくるのか？

どうして、こんなにごちゃまぜでまとまりがないのか・・・

一時は見えなくなって、分かんなくなって
つくり続けていくことが不安になっていました。

でも、私の原点は、ウチの庭だったんだ！と気づいて、
そして、そこから今にいたる『好き』の変遷・・・

それが全て混ざり合っていて、どこか特定の国や場所ではなく、

自分の中のイメージする、
架空の国や場所から、その時々のイメージの『庭』から湧いてきている

今まで作って来たものも、
そしてこれからも、そんな感じで私は作っていきます♡