名古屋にてハンドメイド教室 miopock*ミオポッケOPEN予定です。
ただいま準備中のnaomiです☆
色々なものが出てくる不思議なポケットのように、様々な可愛い物が作れる1dayレッスンもたくさんご用意予定です♪
ただいま準備中のnaomiです☆
色々なものが出てくる不思議なポケットのように、様々な可愛い物が作れる1dayレッスンもたくさんご用意予定です♪
こんばんは! miopock*ミオポッケ naomiです。
今日のテーマは、もしかすると初めて聞いた職業という方もいらっしゃるかもしれません。
今日、職場で話したことで、ちょっと書いてみようかな・・・と思いました。
ちょっと長くなり、話に纏まりがなくあちこち飛ぶかもしれませんが
私のプロフィール的なお話でもあります。
よかったらお付き合いくださいね
現在、私は薬局で調剤事務をしています。
薬剤師さんとの会話で、歯科技工士の免許を持っていて
、歯科医院で歯科助手をしていた事があると話したところ
歯科技工士という職業の存在を知らなかった、と言われました
歯科業界では、歯科医師以外は歯科衛生士と歯科技工士が国家資格です。
患者さんには、歯科衛生士も、無資格で誰でもできる歯科助手と混同されがちですが・・・
歯科医院の治療で、患者さんの口の中に入るもの(大雑把にひっくるめていますが)は
ドクターが作っているのではなく、ほぼ歯科技工士が作っているのです
ご存知でしたか
完全に黒子の存在ですよね・・・
歯科技工士の仕事について語ると長くなってしまうので、はしょります。
かくいう私も実は、専門学校に入学する直前までその存在を知りませんでした
なぜ、その存在を知ったからというと、偶然です
私は今から17年ほど前、二人の子ども連れ、専業主婦から突然離婚を決断実行しました。
下の子は、まだ2歳でした。
別居後直ぐに子ども二人が入園・入学を迎え、
私も短大卒業から結婚前まで働いていた会社で派遣社員として働き始めました。
数年ぶりの仕事にもようやく慣れてきましたが、
先のことを考え手に職をつけようと考えていた時に偶然、
歯科技工士という職業を知ったのです。
まだネットも今ほど普及していなかったこともあり
手仕事が好き→医療資格なので安定しているに違いない
と、単純に考え専門学校の歯科技工士科に入学しました。
学年最年長の34歳の時でした。
入学して程なく、小さい子ども二人をかかえて
歯科技工士として働くことは、時間と収入を考えると厳しい現実を悟りました。
それでも、入学したからには時間とお金を無駄にしないために
免許だけは手にしようと夢中で勉学に励んでいました
歯科技工士科は男女比は女性が少なく、現役率も低く年齢も様々で
クラスメートはバラエティーに富んでいるし
久しぶりの学生生活は新鮮で、仕事ではなく学ぶことに没頭できる環境は
離婚間もない私にとって、特別でかけがえのない時間でした
二年生の時に、家庭の事情で心身ともに体調を崩し
何度も退学を考えましたが
その度に先生に説得されました。
何より自分の本心が
免許を取っても仕事にしないのは明白でも
「国家資格を手にすること」が今の目標で
やり遂げたい気持ちでいっぱいでした。
何とか無事卒業し、国家試験にも合格し、歯科技工士免許を手にすることができました
その先、役に立つこともないだろう紙切れ一枚でしたが
その時の、何度も挫けそうになりながらも
自分が決めたことをやり切った達成感は、私にとって
シングルマザーとして生きていく為の心の糧となる
大切な特別なものでした
その後は、子どもとの生活の兼ね合いもあって
歯科助手、営業事務などをしていましたが、
偶然が重なり、昨年までの一年間、卒業後13年ぶりくらいで
初めて歯科技工所に事務兼歯科技工士として勤務していました。
そこは、自費治療の歯科技工物を制作する、とてもレベルの高い技工所です。
ペーパー歯科技工士の私は技工士としては雑用部分ですが
少し歯科技工に関わり、歯科技工士としての知識と
事務員の経験が活かせるということでは、恵まれた職場でした。
ところが、通勤途中に交通事故に遭い、止む無く退職してしまいましたが
歯科技工士になるために学んだことや、それまでの事務的経験を
その職場で出し切ったので、ただの紙切れから免許として
初めて役立てることができ、人生無駄なことは一つもないと実感しました。
技工所で働いていた時に、医療物である歯科技工物を作ることは
そんなに好きではないけれど、手作業、手仕事はやっぱり好き
という気持ちを思い出しました
生まれ変わったら、
二十歳の頃に戻れたら、
今のように、やれる仕事。向いてる仕事。ではなく
自分のやりたいこと。好きなこと。モノづくり。を仕事にしたい
という気持ちをずっと持っていました。
でも、そんなことはただの夢で現実には無理・・・生活もあるし・・・
と、自分がやれること。向いてること。を選んでいました。
でも、最近は、ここ数年なかった病気で仕事を休むことが何度かあり、
この先ずっとお勤めを続けるより自分のペースで仕事がしたい
という気持ちが大きくなったり、
この春に50歳という節目を迎え、下の子どもも二十歳になって
間もなく社会人になるので、この先は自分の好きなように生きたい
という思いも強くなってきました。
前にどこかで少し書きましたが、4月の誕生日に毛糸を段ボールいっぱい大人買いし
編み物マイブームの毎日でした。
そんな時に、偶然ネットで目にしたHPから、ワイヤークラフトのインストラクター講座を知りました。
歯科技工士科の学生だった頃に矯正やデンチャー(入れ歯)の実習で
日常的にワイヤーを曲げていて、ワイヤークラフトの本を買ってきて
自分でカゴなども作った経験があり、ワイヤークラフトは身近な存在だったので
とても魅力的で、色々な可能性を感じました。
ワイヤークラフトのインストラクターの資格があるのを知って、これならモノづくりを仕事にするのも
ただの夢ではなく実現できるかもしれない
と思い、翌日には早速レッスンが受けられる東京と大阪のマイスターに連絡を取り
大阪なら何とか日時も通学も可能!ということで即申し込みを決めました。
それが、G.Wのことです
・・・と、長くなってきたので、一旦ここまでにします。
つづき→ワイヤークラフトと歯科技工士と私のこと~その2~
お問い合わせ・ご予約はこちらから