シンガポールの家賃は高い。本当に。


現地採用で、まともなコンドで一人暮らしをしている人は、

一体、全体の何割くらいだろうか。


ほぼゼロに等しいと思う。


3ベッドルームが30万円のコンドに3人で住むのは、シンガポールでは当たり前。


一部屋を空室にすると、月に10万円が飛んで行ってしまう。


前回来てくれた、お稽古の先生は、いい人だったが、

やはりメイド部屋に住んでもらうのは何かしら問題が出てくると思うので、丁重にお断りした。


エアコンも窓もない2.5畳のお部屋に寝泊まりし、

夕方から夜にかけての仕事だったら、

きっと昼間はリビングでエアコン三昧な毎日になるだろう。


リビングは風通しが良かったが、きっとお昼は気温が上がってギブアップするだろう。


電気代はみんなで折半の予定だから、これは問題になる。


有給を取って休んだ日にも、友達を連れてきた日にも、

ずっとリビングに彼女が待機している姿は想像できなかった。


本当に、残念だ。


めげずに頑張ろう。


もうひとつローカル向けサイトにも広告を出しておいた。


次のメッセージはベトナム人の女の子だった。


独身で、シンガポールで働いているとの事。


私の仕事が終わる夕方に合せて来てくれるとの事。


ピンポ~ン。


「Hello~、Nikki?」


「Yes, Come in.」


まだまだ20代のミニスカートでストレートな髪のかわいらしい子だった。


そこには付き人もいた。


その瞬間、いやな予感がした。


とりあえず部屋を解説しながら、ひとつひとつ見てもらう。


そして彼女が利用して頂くことになるコモンルームのお部屋へ。


「ねえ、ダーリン。ちょうどいい広さね。」


「そうだね、ハニー。ここならいいね。」


やっぱり。


トラブルになる前に、聞きたいことは全てクリアにしなくちゃ。


「あの、確認ですが、このお部屋に入る方はおひとりですよね?」


「ええ、そうよ。でも、お部屋には彼やお友達は遊びに来てもいいんですよね?」


「ええ、いいですけど、毎日泊まりにくるとかではないですよね?」


「彼は契約はしないけど、お家がないので泊まることころがないのよ。」


「ということは、ここに寝泊まりしてシャワーも浴びてごはんも食べて暮らすってことですよね?」


「ええ、何度も言うけど、契約は私一人。」


「わかってるわ。でも彼も毎日一緒にいるってことはここに暮らすってことでしょう?」



我々、日本人の常識と、諸外国の常識にはとても幅があるので、

こういったことは気づいた時にすぐ、解決しておかなければならない。


海外で暮らす上での常識。


日本人は、言わなくてもわかるだろうと、

なるべく言わないで物事を解決するのが好きだし、

以心伝心とかでまかり通るかもしれないけど、外国ではそんな常識は通用しない。


言うべきところははっきりと。


そうしないと日本人の人の好さにどんどん付け込まれてしまう。


この人も、残念だが、丁重にお断りさせて頂いた。


はあ、なんだか疲れてきた。


ハウスメートの面接もなかなかうまくいかないものだ。


めげない、めげない。


次のメールは日本人の男性だった。


良い人だったらいいのになぁ。


「Nikkiさま

はじめまして。

シンガポールで事業を立ち上げました。

〇〇と申します。

お部屋を見に行きたいです。

ご都合のよろしい日をお知らせください。」


お、なかなか良さそうだぞ!


今度こそは!


翌日、お部屋を見に来てくれることになった。


本当に本当に、今度こそは!


つづく



にほんブログ村

「ハウスメート面接その1」の記事が

注目記事ランキング現在3位です。

ありがとうございます!




*シンガポールの食材でそうめんと天ぷらパーティ。

シンガポールはほんとうになんでも揃った。