新しいお家が決まってからは、気分はルンルンだった。


新しい生活はどこに行ってもワクワクする。


時は2010年12月の頃だった。


シンガポールにスーツケース2つ分の荷物を抱えてやってきてからまる1年。


最初の会社では、人生初の挫折というものを味わったけれども、

生が一筋縄でまかり通るとも思っていない。


そしてまた大好きな旅行会社に戻って来てからは、

とにかくお客様をたくさん笑わせて、知識をプレゼントすることで

航空券やホテルやパッケージツアーをたくさん買っていただいた。


順位がつくなら1位になりたい。


1時間みっちりその観光地のことをお客様に教えて差し上げると

お客様は絶対に私からチケットを買ってくれた。


半年後にはその努力の甲斐あって、トップセールスになることもできた。


そして時には、こんなプレゼントを頂くこともあった。




特に旧正月の前にお歳暮みたいな感覚で渡されることの多い

「ハンパー(Hamper)」と呼ばれるお菓子の詰め合わせ。


下には小さい籠が付いていることが多く、こう呼ばれる。


これが会社に、みんなの前で届いた時には、本当にうれしかった。


インドネシア人のご家族に、

日本のスキーの個人旅行を手配した時のお客様からだった。



シンガポール人達が旧正月に向けて、浮き足が立っている頃、

私はせっせと元の家の掃除をしていた。


こちらの賃貸契約では大抵、出る時はお掃除はしなくて良い、

ということになっているが、一年間お世話になったお部屋。


なにか、ここで日本人のナデシコマインドというか、妙に感謝の気持ちを表したくなる。


ここに初めて内覧に来た時の様子や、お友達を誘って料理を作ったこと、

沢山の思い出を振り返りながら、最後にモップ掛けをした。




本当にありがとう。


辛い時も、楽しい時も、このお部屋でとても癒された1年だった。


スーツケース2個分の荷物も、小型トラック1台分になっていた。


物は買わないつもりだったけれども、どうしてこんなに増えたのだろうか。


どうせ、持っていたものはだいたいガラクタだったけれども、

とりあえず引っ越し先は広いところだったのでそれらも全部持っていった。


シンガポール国内、狭いもの。


移動先は車で10分のところだったから。


新しいお部屋のリビングに、とりあえず先に植物を飾った。



素敵だ。


素敵すぎる。


こんな現地採用の私でも、こんな素敵なお家に住むことができるとは。


素敵なところに住んでいると、運気も上がって良い仕事もできるに違いない。





どの角度から見ても、やっぱり素敵。


覗く窓は、遮るものもなく、シンガポール中心部からちょっと郊外の

優しいネオンが見える。


風通しも良く、リビングはクーラーもいらない。



来月くらいから一緒に暮らしてくれるハウスメートも、

良い人だったらいいな。


さて、掲示板に募集を載せてみよう。


シンガポールお役立ちウェブに広告を載せてみた。

http://www.singaweb.net/bbs/frame.html


このサイトは就職を決める時からずっとお世話になっている。


さて、どんな人が来てくれるだろうか。


つづく


ランキング少し上がりました。

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