最近ではマレーシアでも日本のテレビをリアルタイムで見ることができるので、先日もニュースをみていた。

マイナンバー制度が導入され、それを国民一人一人に書類を郵送で送っているということだ。

郵送、、、、、、。

「先進国日本」とは一世代違うような気がする。

シンガポールやマレーシアでは重要な書類は全てデータはメールで送られオンラインで登録するシステムになっている。履歴書送付やビザの発給手続き、パスポートの申請などもすべてオンラインでできる。

日本では公式文書がファックスだそうで、芸能人が結婚とか、復帰とか、そういう大事な(?)報告をメディアに発表するときには、だいたいファックスでの報告と言うのを目にする。果たして日本人のファックス保有率はいかほどなのか。

少なくとも、マレーシアではファックスをもっている人はいないだろうし、量販店でも売っているところを見たことがない。通信料を払い、紙を使う。はっきり言って無駄な経費。

その背景としてもパソコンを使えない日本人はまだまだ多い。メールに添付ファイルを付けて送信できる人は国民の何パーセントなんだろうか?

日本では今更ながらスマホでフェイスブックをやっている人を多く見るようになったが、今から7年前に私がシンガポールに移住したころには、すでに地下鉄ではその光景がメジャーだった。まだまだ日本ではガラケーが主流で、「iPhone for everybody」のコマーシャルをやっていたころ。

キャッシュレス大国シンガポールではスーパーの買い物はもちろん、タクシーの支払いやあらゆる少額の支払いもカードを使う。

ここマレーシアでも負けてはいない。老若男女一人一台スマホを使いこなし、もはや生活の一部と化し、やはり少額の振込でさえもスマホでのネットバンキングを使う。

一方日本人は、セキュリティの問題とか、パスワードを忘れるからとかで拒絶反応を示す。

シンガポールに住んでいたある日、十数人のシンガポール人の友達と飲み会があった。

2次会では、リーダー的存在の男性が適当にお酒をオーダーしてみんなにグラスを渡す。お支払いは彼のカードで一括だったので、てっきり彼のおごりだとみんな思っていた。

ラッキー。ほろ酔いだったし、みんなまあいいかと思っていた。

後日、フェイスブックにてグループメッセージが届く。

「先日の飲み代だけど、1人SGD17.40ずつ俺の口座に振り込んでおいてね。口座番号は下記の通り」

お店のレシートまで添付されており、人数分できっちりと割り勘になっている。
さすがシンガポール人、ちゃっかりしている。

昨日のヤフーニュース。
「印鑑なしで口座開設=りそな銀が次世代型店舗」

印鑑。。。。。

これも、なんだかなあ。これを日本国民はいまさら「革命的!」とか思うのだろうか。東南アジアに住んでいると、こちらが先進国で日本が10年くらい遅れた途上国に見えてくるから不思議だ。

ガラパゴスニッポン。
がんばれ~。
 
 *マリーナベイサンズからの夕陽