かつて「東欧」と呼ばれたチェコ・ハンガリー・スロヴァキアの世界遺産特集がNHKで放送されていたのを見ていた。
現在「中欧」と呼ばれるようになったこの国々は、1989年の東欧革命によって鉄のカーテンが解かれ、2003年にはEUに加盟し、たくさんの観光客が絶えない賑わいを見せている。
その中でもハンガリーは面白い歴史をもっている。
この国はもともと「マジャール系」という、アジアはモンゴルからやってきた人たちがこの地に住み着いていた。実は私たち日本人のご先祖様と一緒の黄色人種だった。
ところで、「ハンガリー」という名前は英語名で、我々日本人が自分たちの事を「ジャパン人」と呼ばないように、ハンガリーの人たちは自分たちの事を「マジャール人」と呼んでいる。
いまはチェコ人などに多い「スラブ系」や、ドイツを代表する「ゲルマン系」など、いろんなヨーロッパの人種がミックスになり、ハンガリー人の顔だちはおおむね白人系のいわゆるヨーロッパ系の顔つきになっている。
もう何千年も混血を繰り返しているのだから、それは当然だ。
マジャール人は瞳も髪の毛も色が付いていて、男性も女性も背が高い。
そこで素朴な疑問。
髪や目の色は遺伝するかもしれないけど、果たして背の高さも遺伝するのだろうか?
私のアメリカ人の友達に、ベトナム人の両親を持つアメリカ生まれの男性がいる。
その人の父親も母親も身長は150cmくらい。華奢な体系をしている。
だけど、息子のその男性は体格がよく、背も170cmはある。
アメリカで育つと、大きくなるのだろうか。
一概に黒人は「大きい」というイメージがあるが、アフリカの黒人に比べ、中米の黒人は平均的に小さい。
ジャマイカでレゲエを歌ってる黒人は骨が細い人が多く、どちらかというと「きゃしゃ」な感じである。
ヨーロッパの白人だって、古代ローマ帝国の時代から最近100年前くらいまで男性の平均身長は160cmだったという。
イタリアのポンペイの遺跡にある石灰の遺体を見ると、当時のヨーロッパ人たちの平均身長などがわかるところがある。
世界を旅して、私なりにいろいろな人を見てきて思ったことは、それは幼少時の食生活に関係があるのではないかと思った・
概して、肉食は人を大きくし、菜食は人を細くする。
それと水。
ハンガリーのように極寒の内陸部では食べるものが肉しかないし、育つことが困難な冬は、野菜を摂ることができない。
海に近いイタリアやスペインなどでは昔から魚を良く食べ、冬でも燦々と太陽を浴びた野菜を食べていた。
カリブ海でお魚がたくさん取れる中米の島々でもそう。コスタリカやニカラグアの人達も、魚を中心とし、サイドにバナナチップスが添えられたものを主食としている。
日本人で小さい頃から肉ばっかり食べてたという人は、やっぱり体格が大きい。その人たちの親とは体格が違うという。
ヨーロッパやアメリカでは、日本の軟水とは違って硬水。
これがなんらかの骨作りに作用しているのでは?
以前、ベトナムのガイドさんから
「ベトナムの水はきれいでないからベトナム人の体は大きくなれないんですよ」
ということも聞いたことがある。
大きい体がいいというわけでもないけど、「大は小を兼ねる」という言葉もあってか、東洋人にとって大きい体に憧れを持つ人のほうが多いような気がする。
皆さんは幼い頃、肉を食べてました? 魚を食べてました?
そして今、身長は何センチ?
そんな私は身長160cm。 体重は・・秘密です。
小さい頃は肉が好きだったけど、親から強制的に魚ばかり食べさせられていました。
何か新説があったら教えてください。

