初めての個別握手会で

 

推しが僕に言ってくれた言葉。

 

 

 

なので、僕は劇場へ行く!

 

 

 

剥がしの人にブース外へ促されても

 

握手の手を離そうとしなかった推し。

 

 

 

劇場公演の話をしたら、

 

身を乗り出して至近距離まで

 

顔を寄せてきた推し。

 

 

 

もう8年前だけど

 

あの胸のざわつきは忘れない。

 

 

 

握手ブースの外へ出て

 

待機通路を歩きながら、

 

「なんて子だ!

 

   僕は一生応援していくぞ!」

 

そう誓った。

 

 

 

 

 

彼女の名は、向井地美音。

 

チーム4昇格すぐの頃だったかな?

 

現在のAKB48総監督さん。

 

 

 

 

なのに僕は今、

 

難波の劇場通いに精を出している。

 

 

 

 

ある意味、裏切り行為だね?

 

たしかに、

 

また劇場には観に行っている。

 

ただし難波の劇場へ。

 

 

 

 

 

 

何やってんだ俺?

 

  

 

 

 

 

昨年は入れた生誕祭公演に

 

今年は入れず、拗ねて不貞腐れ

 

魔がさしたのか難波の劇場へ。

 

 

 

美音なら難波にもいる。

 

一回か二回見たら、

 

また秋葉原の劇場へ戻ればいい。

 

それくらいので軽い気持ちで…

 

 

 

 

僕は忘れてた。

 

劇場にはある種の魔力がある事を。

 

 

 

 

まさか本気で中川美音さんを

 

推してしまうなんて…

 

予想外のストーリーの幕開け。

 

 

 

夢中雷舞公演のみおんちゃんにお熱の僕。

 

 

 

NMB48劇場初観覧から1ヵ月後に

 

中川美音さん卒業発表!

 

本気で泣いた。

 

 

 

 

泣きながら思った。

 

みーおんは、許してくれなかったんだ?

 

難波の美音を推してることを。

 

 

 

鼻で笑ってくれて構わない。

 

真剣に僕はそう思った。

 

 

 

 

なら

 

みーおん推しに戻れば良い。

 

 

 

 

でも…

 

 

 

 

難波のみおんちゃんは、

 

卒業公演で置き土産を僕に…

 

 

 

 

Wアンコールでの同期生

 

上西怜さん

 

水田詩織さんの友情出演を。

 

 

 

 

僕は、れーちゃんが気になった。

 

そして

 

恋は突然やってくる公演に参戦。

 

 

 

 

れーちゃんの

 

圧倒的なパフォーマンスに

 

著しく惹かれてしまう。

 

 

 

 

まだ難波の劇場から離れられない。

 

もう離れられないかも?

 

 

 

 

北原推しの師匠から

 

推し変では?

 

て教えてもらう僕。

 

 

 

 

そうか?

 

僕は、推し変したのか?

 

いや

 

推し変しようとしてるのかも…

 

 

 

 

まあ いい!

 

今の自分の気持ちに素直になろう。

 

もっと自由に!