去年の今頃、ウクライナの住み慣れた街を破壊されたおばあさんが、「美しい町だったのに」と言っていたのをテレビで見た。


自分の住んでいる場所を「美しい」と言える感覚が、私にはなかったからハッとした。


それからというもの、私は毎日のように、「この町は美しいのか?」と言う目線で、自分の住み慣れた町を見ることになった。


確かに、美しいんです。


青々とした4月の田んぼ。

つぼみが膨らみ始めた桜の木。

静かな水面。


お城のような新しいアパートだけでなく、古い造りの空き家のような建物にもキュンとする。

(実は廃墟とかすき)


私は美しい町に住んでいます。