父の夢
父の姿は40歳くらい若くなっていて
髪は黒ぐろ
グレーの薄手のジャケットを着ていて
道の向こう側からこちらを見てて
でもその顔は笑顔ではなく
ちょっと険しい顔
「どうしたの?」と声をかけると
『こっちに渡るの危ないから』と父
「大丈夫だよ
(もうおとなだから)大丈夫だよ」
言葉をかわしたところで目が覚めました
独り言のように
「なんでこんな夢みたんだろ?
お父さん 大丈夫だよ〜」
と声を出しながら起きたのを覚えています
3日後の朝方
入院中の病院からの電話
その電話の時点で
父は次の世界へ旅立っていました
人は自分で
旅立つ日を決めると聴いたことがあります
いろいろな意味で
こちらの世界に残る者たちにとって
最善の日を選んで
父は旅立つ日を決めたようです
父 またね
また会いましょう
#夢
#父