ごろごろ だらだら しくしく とぼとぼ

なんだか元気がない・・

ただのしょぼくれオヤジ・・

歩き出せ! 自然を見よ! 出逢え! 語れ!

 

朝7時、車に飛び乗り、ゆくあてもなく発車

しぜんと金峰山の方へ向かっていた

図らずも釣耕園

いいなあ 自然は  湧水の清らに 心洗われる

叢桂園(肥後細川氏御茶屋庭園)につながる美は 

もののあわれを じっと

悠然と時の流れをうけとめて・・

 

 

 

 

ぼくは まだ紅葉はしてないカエデの葉をじっくりみる

その落ち着きに 凛とした葉々のみずみずしさに 

我の現状を顧みる

さまざまな出会いがあるものさ 良い出会いもあれば、そうでないことも・・

 

 

良かった ここに来て・・

くよくよ悩んでも仕方ない 何も動き出さぬではないか

よし 前を向こう!!

 

勢い、久留米まで車を走らせ、昼食はファミレスで

でも、美味しいと感じない

あっ、そうか・・

急に前よく通ったスナックのママさんのことを思いだした

でんわすると、「久しぶりだね」と・・

ママさん、今年いっぱいで店をたたむことに

「今夜、絶対、行くからね」とぼく。

久留米からゆたりくらり国道を一気南下、熊本市繁華街へ

 

「いやー、ごめん。ホント久しぶり」

ママさんは、相変わらず

溌剌として、声は大きく、悠々大然となさっている。

「もう、歳だからね。ほんとは60で店たたもうと思ってたけど・・」

「あれこれあってね・・コロナはあんまり関係ない・・」

 

ぼくはノンアルで。帰りは代行呼べないから。

そして、図々しくも、我が著を売りつける。

「おお、これは、いい」

たちまち、本2冊をお買い上げ。同席の年配の男性もお買い上げ。

『あの青い空と海を』(沖縄での青春・基地問題・遺骨収集活動を描いた小説)

『卑弥呼物語~愛のうけい』

ありがたや、ありがたや・・ まさに捨てる神あれば拾う神あり。

 

話はそれから大盛り上がり!!

①老後は、家族の世話にならぬよう、「ぴんぴんばたっ」がいいね!!

②日本の賃金は安すぎる。最低賃金を1500円にしろ(熊本)!!

③介護士さん、看護師さんの給料は50万にし、資格取得制にしろ!!

④政治家どもめ、えらそうにしやがって、命懸けで仕事しろ!!

 

以上、夜は更けていったのであった・・・