8月15日終戦記念日を迎えた。
過去から学んで現代を良くし、未来をより豊かに拓かねばならない。
私は、かの戦争で、無惨にも青春を奪われた多くの若者や、諸外国の犠牲になられた方々に哀悼の意を捧げて、きょうの一日を過ごした。
この日にこそ、あの忌まわしい戦争の総括をして、悔いるべきは糺して、教訓を得て、世界平和の実現に全力を挙げるべきであろう。
すなわち、無謀な戦・戦線拡大と分かっていながら、一度決めた作戦を無茶苦茶に推し進めた戦争指導者たちに断を下し、いのちこそ宝だとする心を胸に、世界の苦しんでいる人々を思いやることこそ、日本人の崇高な精神だと思うのである。
ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル発射、中国軍の台湾周辺への軍事訓練等、確かに、わが国を取り巻く軍事上の危機は迫っている。いつならず者がミサイルを撃って来るか、心配は尽きない情勢である。
ところが、昨今のわが国の政治や言論人の動向は、あまりにも愚かと言わざるを得ない。
軍拡、憲法(9条)改正は、もはや当然の如く政治家たちが主張している。
もっと悪いことに、評論家・元政治家・作家の連中の中で、あの戦争の過ちを繰り返そうとさせる輩の主張に呆れる今日この頃である。

①『戦争指導』教育を平然と主張する

②『大和魂』を持ち出して美化する発言

③隣国の歴史の汚点を異常に突き上げる著書

 

そうではないだろ(怒)!

玉砕体当たり戦法、自決、特攻をまた国民に強制するのか・・

ガダルカナル島の戦いやインパール作戦の事実をどう思っているのか・・

あの戦争の何を反省していたのか・・

 

防衛というならば、私は、ミサイル防衛こそ急がねばならぬ課題だと思っている。

現実的に。国民、住民とともに、しっかり話し合って。

たとえば、ミサイルが飛んでくる状況という時に、どこに避難するのか。

残念ながら、今は防空壕も整備されていない。

核シェルターなど、地域にない。

まずはそこから整備するべきではないか。

わが国は周囲を海に囲まれて、逃げ道がない。

 

「指導者たち」は国民の生命の安全こそ、最優先に考えてもらいたい。