ひねもすのたりのたり・・・とはいかず、
はや「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる」を実感する季節。
ブログ更新は昨年12月初めから途絶えてしまった。
「いかんな」と思いつつ、忙しさにかまけて・・・
まあとにかく2冊の本を出すことになりました。出版社を通さない完全自費出版です。
ゆえに、大忙しの日々・・・
さて、きょうのお題はAKB48について。
「べつに終焉なんかしてないぞ」と仰る御仁も多いかと。
しかし自分の中では終わってしまった感が強い。非常に残念な想いが強いです。
ここだけの話、じつは2013年総選挙から2016年総選挙に到るまで、
多額を投入し、某指原を1位に推し挙げたく、奮闘した者の一人です。
哀しいかな、もうその人はAKB48(HKT)には居ない。
そして、最大のライバルであった渡辺某も芸能界を完全引退・・・
終わった、と思う理由は其処に。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ・・・」
それ以上に「すごいな!」と思っていた秋元康先生の歌詞が最近はぱっとしない。
これが最大の原因。
天晴れ、御見事、惚れた、惚れました。2011年東日本大震災直後に発表された『風は吹いている』
その一節。
この変わり果てた 大地の空白に 言葉を失って立ち尽くしていた
それでも私は強く生きていく さあたった一つ煉瓦を積むことから始めようか
今聞いても凄いです。アイドルの歌詞としては非常に優れていて、他の華やかな楽曲との兼ね合いで、
いいんだなあ・・・ 私がAKBファンになった理由はこの歌詞の力にこそあった。
でも・・・
天才秋元先生も、さすがに年いってしまわれたか・・・最近は、同じような歌詞ばかりで、つまらなくなった。
ざんねん・・・
「世の中を思へばなべて散る花の わが身をさてもいづちかもせむ」
2015年以降、さしことまゆゆのデュエット、実現して欲しかったなあ・・・