ブログを書き始めてから初の購入品紹介記事です。
こういったものは私よりはるかに経験や知見をお持ちの方が詳しく描いておられますので、私は平凡な自転車乗りとして忖度なく思ったまま書く方針で。
今年からグロータックのEQUAL機械式ブレーキキャリパーを使っています。
2000km少々使ってみて、それまで使っていた現行デュラ(R9270)のブレーキとの
違いとして思うのは、細かい速度調整はしやすいけども強いブレーキはかけづらい点。
油圧の場合はほどほどにレバーを引けば文字通り油圧の力でギュッと押さえてくれますが、機械式の場合はレバーを引く自分の力が全て。
ちゃんと下ハンを握って引けばガツンと効きますが、ブラケットポジションではちょっと難しい。
とっさに急ブレーキを掛けなければならない場面では、油圧の感覚に慣れていると少し怖さがあります。
そこで、ローターとパッドを変えたら良くなるか?と思い、買ったのがSwissStopのCatalyst Raceと同社のパッドでした。
定価はお高いものの、実売価格はローターが8500円くらい、パッドが3500円くらい。
前者はデュラと大差なし。しかしパッドはK05S-RXの2.5倍くらい…
高いとは思いましたが、まずはメーカを揃えて試すべきかなと。
ちなみにグロータックさんはブレーキ屋さんと共同開発したレジン・メタル混合のパッドを推奨しています。
これまではそのパッドとシマノのRT-CL900の組み合わせでした。
パッケージはこんな感じです。
ローターはロックリング付属ナシです。
シマノ製を買っているとどんどん増えるやつ。
パッドの方に入っているステッカーは後でフレームに貼りました。
黄色の差し色があるフレームだし、ロゴアピール大好きなので。
140mmの方は108g。前のCL900は実測96g。
160mmの方は119g。CL900は実測109g。
それぞれ10gほどの増。太めの私が気にする数値ではありません。
CL900と並べてみますと…
Catalystの方は放熱フィンがありません。
メーカの本国サイトにある製品ページを読んでも、放熱に関する記述はナシ。
一方シマノはその辺をゴリッゴリに書いています。
ブレーキパッドの方は、キャリパー側がシマノの放熱フィンなしパッド準拠の設計ですのでそのタイプを選んでいます。
放熱フィンありはこの形状。多くのシマノユーザはこれがデフォかと。
つまりローターにもパッドにも放熱フィンがない組み合わせに。
ですが私はヒルクラ大嫌い人間で、こまめなブレーキングを要する長い下りを走る事がないので、まぁ大丈夫でしょう。多分。
本当は実走である程度使用した後に評価も合わせて書こうと思ったのですが、家人が流行病にかかってしまいまして実走できず…。
近いうちに続きを書きたいと思います。