この本も去年読んでいました
「「私」という男の生涯」
石原慎太郎 著
一昨年亡くなった石原慎太郎氏が、自身と奥さんが亡くなった後に出版するために書き残していた本。
粋なことしますよね。
気になって買っていたものを妊娠中に読みました。
幼少期や少年、青年時代の思い出、家族や弟の石原裕次郎氏、奥さん、そして関係してきた女性との話…
人生のさまざまなページを、老いを自覚した頃にたくさん振り返っている内容でした。
好き嫌いは別れると思いますが、とにかくこの国のその時代の一番華やかな世界を生き抜いてきた人だと思います。
そんな彼が死を前にして何をどう感じているのかを率直に書いてあって、共感できる内容でした。
この方ほどではなくても、私も一度しかない自分のこの人をもっと大切にしたくなりました。