プロボクシングで今年7月に現役復帰した井岡一翔(29)=SANKYO=が、12月31日にマカオで、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦に臨むことが12日、発表された。ミニマム、ライトフライ、フライの3階級で王者になっている井岡は、勝てば日本男子では初となる4階級制覇となる。WBOの同級王座は現在、空位。3位につける井岡の相手は1位のドニー・ニエテス(フィリピン)。会見で井岡は「記録のかかった試合は、モチベーションが上がる。王者に返り咲きたい」と決意を述べた。