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岡田実音のスタッフです。

 

今回は、AKB関連の記事を紹介します。
ご存知のように、AKB48を始めとした48グループ(SKE48、NMB48、HKT48、NGT48含む、以後48G)と、公式ライバルとして誕生し今や本家AKBを凌ぐ人気の乃木坂46とその妹分としてデビューした欅坂46の坂道グループ(以後坂道G)の楽曲は、プロデューサー秋元康氏が99.9%作詞をしているのだが、作曲に関してはごく一部例外を除き、殆どが一般には馴染みのない名前が並ぶ。48Gでは楽曲作成のため、100曲以上のデモから選ばれた1曲に詞を付けると言われていて、今はグループも増え、次々にリリースされるシングルには、数種類のタイプをリリースするので、c/w曲を入れると、通常のアルバムに近い楽曲が必要となり、大量のデモの中から選ばれし良曲が浮上する確率も高いはず。

 

解散したSMAPはCDデビューから25年の間に55枚のシングルと28枚をのアルバムをリリースしているが、総楽曲数は400曲くらいなのに対し、48Gの楽曲は10年で軽く1,000曲を超えているので、個人的な嗜好でも3枚組のベスト盤は楽に作れるほど楽曲クオリティは高い。

 

以前は全く無名の作家の作品がいきなり選ばれる事もあったが、グループのコンセプトや楽曲の方向性が長年の傾向から固まってきたので、最近は採用される作家達のラインナップがお馴染みになってきた。

この作家達こそSKK47(作曲家47)と呼ばれ、彼らの創り出すメロディがやたら大人の琴線に触れるのである。

 

コスミック・インベンションというグループを憶えているか?
1980年12月、YMOの日本武道館公演の前座に突如として現れた中学生によるYMOのコピーバンドである。
誰かやるだろうなと思っていたら同世代にやられた嫉妬感がさらに衝撃に拍車をかけた記憶がある。
「コンピューターおばあちゃん」というNHK「みんなのうた」で著名な楽曲でTVにも出ていたので、知っている人もいるだろう。わずか2年の活動で解散したこのグループでメインキーボード奏者だった井上能征こそ、創設時からAKB48楽曲の作家陣の中で、最も多くの曲を手掛け、なおかつヒットさせている男「井上ヨシマサ」である。

 

また、初期のAKB楽曲を語る上で外せない作家が存在する。

その名は岡田実音(おかだ みお)
彼女の楽曲はそんなに多くはないが、「あっ、このメロディー好き」と思って調べてみるとだいたい彼女の曲だったという感じで名曲が多い。
そんなことからファンの間では「岡田マジック」と賞賛されていた。
現在は、「ゆず」や「ももクロ」のボイストレーナーとしての活躍が知られている。

 

by 関西TSUTAYA CLUB MAGAZINE 2016.11.29