答えは最初から出ていた!? 事実上の「解散」情報、SMAPの「深刻現状」とこれまでの「対応」
2016年08月13日 23:14
その時は確実に近づき、そして訪れてしまったということか。
国民的アイドルグループ・SMAPの「分裂・解散騒動」が報じられてから半年以上が過ぎたが、ここへきてついに事実上の「解散」となってしまいそうだ。解散情報が、入ってきたしまった。14日にも会見を開くとされている。
SMAPの解散騒動、その引き金となった木村拓哉の「裏切り」という情報や、木村とグループを継続、ライブをすることを頑なに拒否したという香取慎吾の話。さらに、中居正広と木村の不仲など、あまりにも多くのネガティブな情報に溢れかえった数カ月だったが、それがすべて「真実」だったということかもしれない。
日本を代表するアイドルが、その歴史に幕を閉じる......信じがたいことではあるかもしれないが、ある意味「そうする他ない」と感じていた人も多いのではないだろうか。
前述のように、解散騒動以降はSMAPに関するネガティブな情報が溢れかえった。それこそ、SMAPのイメージを崩壊させるような情報の数々が、である。国民的アイドル、そしてそれを仕切る事務所の「裏」が露呈した瞬間でもあった。
しかし、これは仮にだが、たとえ「ウソ」であっても、メンバーが直にその事実を「否定」していれば、このような状況にはならなかったのではないか。これだけ不利な情報が流れている中、メンバーが公で、たとえばテレビで完全に否定していれば、ここまで騒動が尾を引くこともなかったのではないか。
ただ、メンバーの口からそういった言葉を聞くことはほぼなかった。中居が『27時間テレビ』で問題ないと語った程度である。追い詰められた状況で、なおも言い訳すらしなかったことこそが、SMAPの状況を如実に表している。
今、時代が変わろうとしているのかもしれない。SMAPが作り出した従来の「アイドル像」の終わりを、間もなく目の当たりにするのこととなるのかもしれない。