ファイナンシャルプランナーの資格は、国家資格と民間資格があります。
私は民間資格のCFP®も所有しているので、これを維持するためには、継続教育を受ける必要があります。
日本FP協会では、AFP認定者は15単位、CFP®認定者は30単位を2年間の間に取得することが、義務付けられています。
私も先日、今期の30単位中、17単位まで取得できました。
あと、もうひと踏ん張りです
この単位は、セミナーや講習を受けたり、通信教育を受けたり、試験を受けたり、と色んな手段があります。
当然、そこには時間もお金も捻出しないといけません。
この単位取得を「めんどくさいな」「やってられない」「もったいない」と感じる人もいるようです。
でもね、どんな試験でもそうですが、その知識のピークは試験を受けた時なんです。
勉強を止めた瞬間から、知識はどんどん消えていく。
専門分野として、実務を続けていること以外は特にです。
私も、「あれ、これってどうだったっけ?」と調べないとあやふやで即答できないことは、たくさんありますから。
弁護士の知人が話していたことですが、司法試験も合格した後はこういった継続教育はないそうです。
大昔に取得してずっと、自己研鑽もしてない弁護士ってコワいよ、と(笑)
新しい法律や時代の変化についてきていない弁護士かどうか、なかなか見極められませんからね~。
FPも、税制や法律が変わりますから、特例が消えたり生まれたり、説明内容がガラっと変わることだらけです。
正直、今の年金制度も、近い将来ガラっと説明が変わると思う。
古い税制や法律で学んだ人が正しく説明するには、情報収集と学びは必須。
その点、継続教育が義務付けられているというのは、相談する側の依頼者にとっては、安心材料にできます。
国家資格しか持たない人も、自己研鑽している方はもちろんおられますけど、素人目で見きわめにくいですからね。
継続教育受けていて、知らなかったことに出会うことも結構あります。
NLPの師匠が言っていた
「学びを終えた(もう十分)と思った時点で、あなたは終わる。一生学び続けなさい」
というセリフが身に沁みます