FP資格を目指す人から聞くのが

「FP資格の種類がよく分からない」

ということ。

 

 

今日、明日と2日に分けて、まず国家資格と民間資格の2種類を説明しますね。

 

 

ポイント今日はまず、国家資格である「FP技能士」資格から。

 

 

この資格試験を担うのが、金融財政事情研究会(通称:きんざい)と、日本FP協会の2団体です。

 

 

それぞれ同じ内容の学科試験ですが、同じ日に開催されるため、滑り止めにもう一つ受ける、ということはできません。

 

 

また2級と3級を同時に受けるのも、不可。

 

 

1から3級まであり、すべて学科と実技がありますが、1級の実技は学科を合格したものしか受験できません。

 

 

実技試験は2団体それぞれの内容で行われるため、実技の内容によって、団体を決めるといいですね。

 

 

ちなみにわたしはきんざいで受験し、個人資産相談業務を選択しました。

(実技については、また別の記事でくわしく書きます)

 

 

FPの国家資格の大きな特徴としては、一度取ったら一生使える資格であること。

 

 

FP技能士は、登録料や、継続教育が不要です。

 

 

つまり法令が変わろうが、一度覚えた古い知識のままで、一生FPと名乗れます。

 

 

ですから、正しいアドバイスができるかどうかは、非常に不透明です。

 

 

正直なところ実務者として、FP技能士しか持っていないというのは、非常にコワイとも言えます。

 

 

ということで、実務者として安心できる資格としては、民間資格(AFPとCFP)になってくるわけです。

 

 

なので、わたしは両方取得しましたよ。

 

 

 

一般的に、国家資格の方が民間資格より上位であるとか、信用できると思われがちですが、FPに関しては逆です。

 

 

多くのFPが両方の資格を持っているのは、このためですね。

 

 

次回の記事では、この民間資格について書きますね。