人に評価されたいとか
自分にもできると思いたいとか



仕事をする上で目標持つことがあります。


でも、本来の自分以上のものを
自分に求めすぎてしまうこともあるんですよね。



わたしは、学生のころカフェでバイトをしていました。


オープニングスタッフだったので、
スタート地点は全員同じでした。


でも、2か月ほど経つと、
最年少の高校生男子が、昇格していました。


わたしは途中ひと月、
カナダホームステイで不在だったのですが、
戻ったら差が生まれていた(ノ゚ο゚)ノ


それまでノーマークだった年下の高校生が
ホールだけでなく、厨房まで任される姿に


仕事できるオトコって
かっこいいな~って思ったんですね。


それまでわたしはあまり
「上にいきたい」
という上昇志向がなくて
何にたいしても、モチベーションが低かった。


でもそれをきっかけに、
「わたしも昇格したい」って思ったの。


そのために、何十種類もあるコーヒーと紅茶の種類が、
飲んで分かる「利き酒」ならぬ「利きカフェ店員」をめざしました。


そうして、翌月昇格!
がんばれば、成果が出るって分かって
単純に、うれしかったなー。


任される仕事は増え、楽しくなっていきました音譜


でも、社会人になったら、
またもやモチベーションは下がり


「典型的な結婚して退職するまでの腰かけOL」
になったのね。


そんなわたしの転機は、やっぱり離婚。


食べていくためには
仕事で認められる必要を、ヒシヒシと感じたから。



認められるための努力は惜しみなく、
人の何倍も勉強したし、くふうしてきました。


仕事ができると認められるたび、
次々とハードルがあがっていき
努力を継続しないといけなかった。


次から次へと仕事のレベルが高くなり、
自分のキャパを超えているんじゃない?
と思うことも、ままありました。



でもね、こうなると
なかなかストップをかけられない。


人っておもしろいなと思うんだけど、
こういうとき、心や体にSOSサインがではじめるんですね。


朝起きるのがつらくなったり
眠れなくなったり
便秘したり、下痢したり
吹き出物が増えたり、動悸がしたり。
イライラしたり、落ち込んだり
何もかも投げだしたくなったりする。


学校に行きたくないこどもと同じく
体のどこかに不調を感じるようにすると
仕事をさぼる口実になります。


意図せず、
そういう状態へ持っていこうとするのが、防衛のサイン。


「あ、そろそろ限界だな」
と感じたら、身を引く。


働き方を考え直すそんなチャンスだと、
とらえることができるようになりました。



そうなるまでは、本当にしんどい時期も何度もありましたよ^^;


気づかないまま酷使し続けると、かならず大きなとばっちりがきます。



あなたの人生に、他人の評価なんか必要ない。


働くということは、認められることじゃないんだよね。