パナマ文書|タックスヘイブン
パナマ文書とは、パナマの法律事務所のモサック・フォンセカが作成した機密文書のこと。この機密文書には富裕層や政治家などのタックスヘイブンの実情が記載されていた。タックスヘイブンとは、日本語で訳すと租税回避地となり、極めて低い税率となっている地域。タックスヘイブンに自分の資金をとっておくということは、本来支払わなければならない税金を逃れているということになる。このタックスヘイブンを利用している人たちのリストがパナマ文書であり、これが流出したことによって世界中で大問題となった。パナマ文書のリストのなかには、アルゼンチンの大統領やアイスランドの首相の名前が記されているなど、納税の模範となるべき人の名前が記されていることがわかり、大問題となった。アイスランドの首相に至っては辞任にまで追い込まれる事態。父が税逃れをしていたとされているキャメロン首相も国内で猛烈な批判を浴びる。中国では、習近平国家主席の義理の兄が関与しているとされ、インターネットの情報規制。インターネットで「パナマ文書」と検索しても何も情報が出なかったり、パナマ文書について書き込むと情報が削除されるといったことが起きた。政治家の汚職を徹底的に糾弾してきた習近平氏にとって、身内の不正は打撃になると捉えている。世界中で問題となった税逃れ、そもそもなぜこのような問題が起こってしまうのか?これは、お金の流れがボーダレス化しているのに対し、税を徴収する仕組みがそれに追いついていないということに根本的な課題。為替が変動相場制になり、お金が世界中に回るようになったのにも関わらず、各国が連携して税を徴収するシステムが構築されていない。OECD諸国が収税の協力をするために動き出しているが、このような動きが活発に行うことが今後さらに求められる。【OECD諸国】OECD(経済協力開発機構)はヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38ヶ国の先進国が加盟する国際機関です。 OECDは国際マクロ経済動向、貿易、開発援助といった分野に加え、最近では持続可能な開発、ガバナンスといった新たな分野についても加盟国間の分析・検討を行っている。国際マクロ経済動向の分析・検討貿易自由化の拡大途上国への支援持続可能な開発の推進ガバナンスの向上教育水準の向上中国では、習近平国家主席の義理の兄が関与しているとされ、インターネットの情報規制を強化しています。インターネットで「パナマ文書」と検索しても何も情報が出なかったり、パナマ文書について書き込むと情報が削除されるといったことが起きているのです。政治家の汚職を徹底的に糾弾してきた習近平氏にとって、身内の不正は打撃になると捉えているようです。