日常という幸せ | ゆりっぺのブログ

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新米ママです。
日常のささいな事などをつづっています。

連日の余震に放射能漏れの不安まで広がって東北、関東の方たちは心休まる時がないと思います。



日が経つにつれテレビでは色々な映像が目に飛び込んできて、



ショックで、怖くて、悲しくて、見たくはないけれどこの現実に起こった日本の大惨事をやっぱり食い入るようにずっと見てしまいます。


怖くなっては娘を抱き寄せてしまいます。



何百何千体の遺体。



家族と一緒に逃げたのに途中で手が離れて奥さんと子どもだけ津波に流されてしまった男性。



自分だったらと思うと残されたってもう生きてはいけれない。



身内知り合いの遺体確認なんて考えたくもない。






避難所のお年寄り、子ども、赤ちゃん。




5日経っても未だに食べ物も全く足りてない所もある。下着も被災時からずっと変えてない。暖かい服もない。


ミルクも哺乳瓶もオムツもない。赤ちゃんのためにお乳が出る人を必死で探すお母さん。


毛布もないから床に寝ることもできずパイプ椅子に腰掛けてうなだれてる被災者たち。



雪も降ってる。せっかく生き延びても絶対寒さで一段と体調が悪くなってると思う。できる事なら今家にある暖かい服やオムツミルク少しでも送ってあげたい気持ちがつのる!



でも絶対募金が一番有効だと思い、中でも早く援助に直結するであろう日本赤十字へ募金をすることにしました。



ほんの少しで大企業や有名人みたいに莫大な援助を考えたら少なすぎる金額だけど、


一般人のこの少しの金額も積もれば役に立つと思いたいです。





私の普通の暮らし。


子どもに合わす生活で自由がなくて子どもの夜泣きでイライラしたりするこの暮らし。


もっとお金があればなぁとテレビの綺麗なセレブなんかを見てうらやましがる本当に馬鹿な私。


なかなか眠れないだけで落ち込んでしまう私、こんなにあったかい布団で横になることができているのに。



旦那とかわいい我が子がいて、両親も健在で明日の食べ物の心配もなくこんなに恵まれた毎日を送っているっていうのに欲にまみれている私。



今回の大震災で今の自分がどれだけほど恵まれているか、普通の家庭・日常を生きるということがどんなにか幸せなことなのか思い知りました。自分の境遇を見つめなおしました。


ありがたいです。


自分を今まで支えてくれた家族や親戚友人に改めて感謝です。




こんな状況でも普段と変わりなく食事をし、買い物をし、お風呂に入って眠る自分が滑稽でなんだかモヤモヤした気持ちがぬぐえません。


自分の地域じゃなくて良かった、自分の家族親戚が巻き込まれていなくて良かった、そんな普通なら思うであろう考えすらあまり起こらないほど人事に思えません。



でもいつものぞいているある方のブログにこう書いてありました。



多くの人が自分達にできる事を探しては何もできず途方に暮れていると思う。


でもきちんと買えるものは買い、食べるものは食べ、いつもどおりに暮らしお金を使う。


普段と変わらず暮らすことで経済が回ってそれが復興につながる。それでいい。




この日常の暮らしをかみ締めて毎日を生きていこうと思います。





亡くなった方のご冥福をお祈りします。


これ以上の余震がありませんように。被災者が増えませんように。少しでも多くの命が救われますように。


そして一日も早く復興へ向かいますように。






我が家でもこのたび非常用のものすべてをつめこんだかばんを用意し玄関に近い部屋に置きました。




それにしても助け合う人々、ボランティア、世界からの援助、メッセージ、



知らない人には冷たいものだと思っていた人間がこんなに暖かいものだと思ったのは初めてです。



世界中の多くの人がこんなにも日本の不幸を悼み、復興を願ってくれているって嬉しい。



(便乗して詐欺行為や犯罪行為をする人には悲しくなりますが・・。)






今日は東広島も雪です。



出かけれないので娘の退屈をまぎらわす為に絵本を読んだり、料理をしています。