1週間後、私は京王線飛田給駅前で後輩を待っていた。

今日は白猫教セミナーの日。よりにもよってクリスマス・イブ!

本来なら彼と過ごすはずだったのに…

 

「せんぱ~い!」

 

来た!

 

初めて声をかけられた時と同じ甲高い声。

 

なぜか私はワクワクしていた。