ここ最近、仕事やらなにがしらの用事やらイベント(笑)やらでずっと家を空けててんな
おかげで家事は溜まりまくり、家の中は荒んでる・・・(・∀・i)タラー・・・
今日は何も予定がないので、家事をこなしつつゆっくり過ごすつもり……やったけどアカンやん!
マリアの心臓、第三章に行かな!!
٩(๑•̀ω•́๑)۶
今日を逃したら土日仕事やし、第三章見れへんようになる Σ(゚д゚|||)
家事さっさと済ませて行くでっ!
──と思ったけど、家を出れたのは14時前やった~ ( ˘・з・)(笑)
大原に着いたんは15時過ぎ
市内中心部を避け、裏道を走って行ってんけどやっぱり遠いな(笑)
シルバーウィーク明け、天気が悪いせいか人影まばらな大原
霧のような雨がしっとりベールのようにマリアの心臓を包み込んでいた
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150929/00/mioka-kskb/22/3d/j/o0540096013438813557.jpg?caw=800)
こころなしかこの子もどこかちょっと寂しげ……
以下、『マリアの心臓』潜入レポートになりますが、miokaの乏しい記憶力と浅学のため、間違いが多々あるかと思われますのであらかじめお詫びしますが苦情は受け付けません(笑)
マリアの心臓 第一章レポート
マリアの心臓 第二章レポート
マリアの心臓の中に足を1歩踏み入れると、以前来た時よりも薄暗く沈み込んだ感じで、よりいっそう現世から隔絶されたような雰囲気
記帳して受付を済ませ、奥の板張りの間に進む
入り口では今回も岸部シロー氏より贈られたという『ケネディくん』がお出迎え
太山レミさんの、ガラスケースの中で眠りにつく着物姿の『少女』
ガラスのコレクションケースには大きなスタイナーの少女ビスク
こんなに大きな子を見たのは初めて
曲線に囲まれた木製の巨大なコレクションボードには、古いミニチュアのお雛様やキューピー人形、天使モチーフの陶器やグラスやティーセットなど、国や時代を超えたものが集められている
部屋の正面には三浦悦子さんの、革のボディに乱れた黒髪の少女
背中を丸めたような前のめりで、虚ろのような輝くような不思議な目の色をしている
子
その隣には、高みから聖母像が部屋全体を見下ろしている
聖母像の右側には、裸の古そうな大きなビスク
左側には、モヘアと革のひょうきんな大きい猿のぬいぐるみ
これらの足元には、三人仲良く長椅子に腰掛けた四谷シモンさんの『べべドール』が
三人とも髪型や服装が違っていて、個性があって面白い
板張りの部屋に隣接し、一段下がった左の小部屋には、おなじみのリアルな虎が部屋への出入りを塞ぐように威嚇している
部屋の奥の中央には、台の上でお尻を落として正座する、小山哲生さんの裸の少女『斑鳩』
痩せていたいけな少女は虎への供物なのか、それとも虎は彼女を守っているのか?
部屋の右側には明治時代の人形浄瑠璃の頭
左側には高祖昭人さんの、日本髪でお腹の膨らんだ裸体の『花魁』
マリアの心臓ではおなじみの、世界的な人気キャラクターの皮を剥いだようなややグロテスクな高祖さんの人形とは、少し趣きが違う感じ
板張りの部屋の奥の一段上がった畳の部屋の右側の小部屋には狐の提灯がぶら下がる
人形浄瑠璃の八重垣姫の立ち姿
狐と八重垣姫は切っても切り離せませんもんねぇ
八重垣姫の両脇に控える抱き人形
右側のは『永徳斎』
正面の重厚なボードとその上のケースの中には、なにやら由緒のありそうな親王飾り
いちまさんも身を寄せあって座っていた
畳の部屋を奥に進んだ小部屋には、大正~昭和にかけての様々な表情をしたたくさんのいちまさんがずらっと一列に横並び
その向こうには端から端まで白いコレクションケース
いろんな種類の人形、ぬいぐるみが収められている
ケースの下の薄暗がりには福助人形、招き猫の集団
部屋の右側のケースには大きめのレンチドール
少し退色した淡い色のワンピースがとってもかわいい
その横には明治時代の文楽人形、吉田文五郎作の『静御前』が佇む
部屋の左側には野崎芳寿さんの双子のような市松人形たち
内藤ルネコレクションの『福松』ちゃんは前回と同じ場所で、隣には新顔、シモンさんの門下生の福岡美津子さんの『アリス』が……
畳の部屋の続き部屋には神棚
左の壁沿いには古い和ダンスの下段が並び、その上には『永徳斎』の三つ折れ人形やいちまさん
なかでも、赤い絞りの髪飾りと着物を着た明治後期の女の子のいちまさん
今回たくさん見たいちまさんの中で、この子が一番のお気に入り!
お顔も髪型も着物もすべて可愛くて、ほんとお迎えできるものならしたかった……
でも絶対家族に反対されるε=(・д・`*)ハァ…
(人形、特に和ものが怖いらしい)
それ以上に、おいそれと手を出せるようなお値段ではないと思いますが……(๑-﹏-๑)
他にも野崎芳寿さん作、佐吉さん命名の小さないちまさんの名は『恋月姫』
佐吉さんの目には恋月姫さんの姿がこのいちまさんのように映っているのだろうか?
右の壁沿いには、手刺繍の豪華な晴れ着がずらり
何より圧巻だったのが、この部屋の大部分を占める天野可淡さんの『少女』の展示
赤い寝所にうつ伏せに横たわる等身大の裸体の少女
頭の上の衝立に掛けられた、鳳凰柄の赤い振袖
枕元の両脇に白装束の二体の市松人形
少女の裸体に絡みつき飲みこもうとするような、様々な太さの赤と金襴の触手のような、のたうつ紐
少女の虚ろなあどけない表情と対をなす淫靡さ
足元には燃えるような彼岸花の束が、供物のように活けられていた───
長いのでいったん区切ります