こんにちは青い鳥
八戸市のかわいいアロマ ひつじやです羊

 

 

今日は七草。

 

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。

年末年始に食べ過ぎたお腹をいたわるとともに、

早春にいち早く芽吹くことから

今年一年の無病息災を加護してくれるという植物たちです。

 

そんな本日の精油図鑑は、

お腹の調子に一役買ってくれる「せり」科の香りをご紹介。


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コリアンダー

[学名]
Coriandrum sativum L

[和名] コエンドロ

[科名] セリ科  [種類]一年草

[抽出部位] 果実・種子  [抽出方法] 水蒸気蒸留法

[成分一例]d-リナロール
、カンファー、α-ピネン、γ-テルピネン

[香り] スパイシーで爽やか、花のようなニュアンスも漂う香り

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中国語で香菜、タイ語でパクチー。

そう、最近流行しているあのエスニックハーブです。

 

が、おなじみのエスニック料理に使われるのは葉の部分、

精油が抽出されるのは実の部分ですので、

ぱっと思い浮かぶ青々とした香りとはぜんぜん違う印象。

すっきりとした甘さがあり、親しみやすい香りだと感じます。

 

 

 

注目したいのは主成分の「d-リナロール」

 

同じ分子からなっているにもかかわらず、

その構造が異なる物質を「異性体」と呼ぶのですが、

 

この「d-リナロール」は、

おなじみラベンダーなどに含まれるリナロール(l-リナロール)の異性体です。

 

 

 

ものすごい文系っぽいアプローチなんですけど、これとこれ↑は

「中身」が一緒でも「並び方」が違うじゃん?

そうすると「意味」がちがってくるじゃん?

 

こんなふうに、

コリアンダーに含まれるリナロールと、ラベンダーに含まれるリナロールは、

「分子」が一緒でも「構造」が違って、

「機能性」がちがってきます。

 

ラベンダーのl-リナロールが落ち着けてくれるとしたら

コリアンダーのd-リナロールは元気づけてくれる

 

とっても不思議で面白い!

 

 

そして、鎮痙作用が特徴的で、

最初にお話ししたように、お腹の不調の強い味方。

 

古くから、溜まったガスを排出してくれるスパイスとして用いられてきました。

 

むくみを流す成分も含まれますので、

ダイエット中のセルフトリートメントにもぴったりです。

 

 

お正月の休みぼけ気分が抜けないときに、

なんとなーくぼんやりして活気が湧かないときに、

すっきりぴりっと元気を分けてくれそうな、コリアンダーの香りでした。

 

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明日1/8(日)は、

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●アロマテラピーとは、精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法です。
●精油とは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材です。
(公益社団法人日本アロマ環境協会の定義より)
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・原液を直接肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
・目に入らないように注意しましょう。
・3歳未満の乳幼児には香りを嗅ぐ使用方法、すなわち室内芳香以外はおすすめしていません。
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・アロマランプやアロマポット等の火気には十分お気をつけ下さい。
アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。