こんばんは！
上野なな子です
今日は昨日の続き…
自分が悩みや傷ついたことを相談相手に話した時、
相手から思うような反応を得られない
こともあるという話で終わりでした。
思うような反応を得られないとは、、
例えば、以前このようなことがありました。
友人Aがある人に嫌なことをされ、
悩んだ挙句
近しい友人Bに気持ちを吐き出したそうです
しかし、
その友人Bから返ってきた言葉は
「でもさ、それって許せない？」
でした。
Bさんが意図してることは、
「そんなふうに思っていても何も変わらないよ」
「相手を許したほうが楽だよ」
という前向きなものであったかもしれません。
だとすれば、
それはAさんのことを思って出た言葉です。
でも
この時、Aさんは
Bさんの「許せない？」の言葉に、
「え…！なんか否定された気分」
「私がこう思うのって、ヘンなの？自分だけ？」
「自分がBさんを許せないのが悪いの？」
と、自分の気持ちを受け入れてもらえなかったように感じ、
余計に傷ついたようです。
ここで
Aさんが期待していた反応、欲しかった言葉は
一緒になって怒って欲しかった…味方して欲しかった「分かるよ、その気持ち。辛かったね。Aちゃんがそう思うのも無理ないね」って言って欲しかった…でした。
つまり、
Bさんの言葉に傷ついてる自分、
悲しんでる自分、
怒ってる自分、
ネガティブな自分も
受け入れてもらいたかった！んですね
Bさんは
Aさんを励まそう
前向きにさせよう
という思いでいたことに対し、
Aさんは
分かってもらえなかった
受け入れてもらえなかった
と思ってしまいました…
お互いに距離が近かった為
余計にそれぞれの思いは強かったようです
あぁなんというすれ違い…
このような話は
友達関係だけでなく、
職場の人間関係や
恋人同士、
夫婦間の悩みとしても
よく聞きますし、
私自身も何度も経験があります
特にAさんの立場
人によって感じ方や受け止め方、
考え方も違うのだから
これが正しい！というのはないと思います。
皆が皆、Aさんのような受け止め方を
するわけでもないですしね
ただ、自分自身もこのような経験をして、
また同じような話を聞く中で思いました‼️
目の前の人が
私にやっとの思いで相談してきた時、
それが多少ネガティブ発言であったとしても、
相手のことを、
相手の発言を
いったん受け止めよう！
受け入れよう！
と
「そう思うんだ、それは大変だったね、傷ついたよね、辛かったね」
と共感されるだけで、受け止められるだけで、
思いつめた人はどれだけ救われるか分かりません…
ただでさえ、
嫌がらせ、文句、いじめなど、
他のところで「自分を否定される」ような目に遭っているのであれば、
なおさら
「自分を認めてほしい、受け入れてもらいたい」と思ってしまいます
相手にもっと前向きになってほしい！
あまり悩まないでほしい！
元気になってほしい！
目の前の大切な人にそう思うときは、
まずは、
相手の発言を受け止める！
気持ちを受け入れる！
をやってみてください
きっと
それだけでも
相手のネガティブな気持ちは落ち着きます
すると、
あなたの前向きな言葉も
相手にもっと届きやすくなります
以上、
最近私が感じることでした