元NHKのアナウンサー
鈴木健二さんが老衰で
旅立ったというニュース
を目にした
95歳だったとのこと
鈴木さんの著書
「気くばりのすすめ」を
バイト先の上司が
私が辞めるその日に
餞別だと言ってくださった
わずか2週間の
短期バイトなのに
ん十年前の話で
内容のほとんど
忘却の彼方🙏
覚えていたのが
「わたし」ではなく
「わたくし」と言いなさい
当時の私は
わたくしなんて言ったら
何気取ってんの?って
白い目で見られるだけ
と思った
もう一つ覚えていたのは
電車やバスに乗るときに
手すりや吊革につかまらずに
立っていられる人が美しいとか
そういうニュアンスで
書かれていたように
記憶している
手すりや吊革にしっかり
つかまっていないと危ない
と思ったけれど
社会人になって
電車通勤が始まると
一度乗ったら
次の駅まで全く動けない
ような混み方だから
どこにもつかまることが
できないのはしょっちゅう
確かに自分の足で
踏ん張れないとダメだなと
そこは実用的な意味で
納得した😅
わたくしの話に戻ると
職場で関わる若い人は
男女関係なく
「自分が~」と
言っていることが多い
令和になり
平成は一昔前
昭和はもっと昔
わたしも
わたくしも
言わないのかな😓
オバサンになってみると
「わたし」と言うと
ビジネスの場では
ちょっと軽い感じがする
自分が担当者
というときに
わたしと言い始めると
「わたしが担当します」
という言い方になるし
わたくしと言い始めると
「わたくしが担当いたします」
と言い方が変わる
自分を前面に出したくて
「わたくしがっ!」
と声を大きくして
言う人もいるけれど😅
わたくしには
責任感というか
一本筋の通った
意志を感じる
今になって
鈴木さんのお考えが
わかるような気がする
謹んで鈴木健二さんの
ご冥福をお祈り申し上げます