今回は、私が会社を辞めて渡米するまでの準備について書いていきたいと思います。
会社を辞めて約1年後の夏の日に、私は遂に渡米することになりました。
ですが、まずはいかにして私が渡米の準備をしたかを記載したいと思います。
時間もお金もモッタイナイと思った私は、学校探し・入学試験の段取り・学生ビザの申請も全て自分一人で行いました。
学校探しに至っては、英語もロクにわからないのにアメリカ西海岸の全てのカレッジのホームページを来る日も来る日も読み漁りました。
最初は眩暈を覚える程意味不明でしたが、毎日見ているうちに段々とどこに何が書いてあるのか分かるようになり、そのうち書いてある内容も変な勘のようなものが働くようになり理解できるまでになっていきました。
書いてあることが分かるようになると、興味のあるカレッジが数校に絞られていき、入学に必要な条件と自分の状況を鑑みて更に絞られ。。。と、徐々に具体的になって行きました。
同時進行でTOEFUL(トーフル)という入学試験を受けていました。
通常コースだとまずは海外に行ってしまい、現地の語学学校で数ヶ月~1年くらい英語を学んでからカレッジなり大学の試験を受けるそうですが、私は英語をまともに話せないにも関わらず日本でこのTOEFULを受けて渡米と同時に入学という道を選びました。
この試験は月に1回しか受けられず、当時は地元では開催されていなかった為毎回試験の為に上京していました。
私の場合、なんとか3回目で入学に必要な点数に達し、と同時に謄本や各種証明書など必要書類を集めるのに奔走しました。
そしてビザについては、調べると通常は代行業者に10万円強(当時)を支払ってお願いするものだそうですが、これも自分でできるかもしれないと思い立ち、とはいえ具体的な方法が得られずどうすればいいのかわからなかった私は、アポ無しで(後々いかに自分が無礼者であったか反省しました。。。)エイヤー!とアメリカ領事館に乗り込みました。
キョロキョロと不信な動きをしながら建物に入り、ガラス越しに座っている受付のお姉さんに、「学生ビザを取得したいのですが。。」と言うと、目を真ん丸くして驚いた様子で、「こちらの番号にお掛け下さい」と電話番号を渡されました。
直接誰かが教えてくれるのではなく、電話の自動メッセージ(結構な金額のかかる有料電話でした)でビザ取得に必要な情報を得る仕組みでした。
※恐らく今はホームページなどで情報収集し易くなっていると思いますので、アポなしで大使館や領事館に乗り込むのはやめましょう!
全てを自分で用意するのには結構な工数がかかりましたが、それでも自分で動けば代行業者を使った時の1/10以下の出費で済んだのと、これから知人が誰一人いない場所で生きていく困難への備えと良い心の準備になったと思います。
また、今まで知らなかった自分の姿を見ることができたのは貴重な経験でした。
追い詰められると自分でも驚くほどの行動力とスピードと計画性を発揮し、ビザに至っては○月○日までに渡米したいので早く出してくれと催促する始末![]()
これについては、「そのような要求には答えられません」と丁寧な返信がありました
が、その後すぐにビザが発行され、無事自分の計画通りの日程で渡米・入学できる運びとなりました!
いやぁ、言ってみるもんですね![]()
※とっても失礼なことなので、急いでいてもどうか踏み止まってくださいませ!
随分昔の事ですし結構な力技なので参考になるかわかりませんが、これから留学などを考えている方のお役に少しでも立てたら嬉しく思います![]()
次回は、渡米後の新たな生活について書いていきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました![]()
オオクス ミオ

