最近ある方のブログを拝見していて、
一つ思い出したことがあります。


5年前、主人が大腸がん+肝臓転移とわかった時、
①手術をして抗がん剤をする
②抗がん剤をして手術をする
この2つには(当時)どちらが有効かはっきりしていないと説明を受けました。
※手術可能な場合

そのとき主治医からどちらがいいですか?
と聞かれましたが、
私たちもどちらがいいかわからず、
今のところ先生が有効だと思う方はどちらですか?と尋ねました。

先生も正直わからない と答えられました。
そして続けて、今その臨床研究をしているので、良かったらその研究に協力してもらいたい、その場合はこちらが無作為にどちらでスタートするか決めます、と言われました。

当時、主人も大学病院の人間だったので、
大学病院での研究の必要性は重々承知していましたし、研究に協力して将来の医療に貢献できるのならそれはそれで幸せなことだと言いました。

ということで、どちらを先に行うかは無作為に決めてもらいました。

結果、
①手術をして抗がん剤をする になりました。

今となれば私たちにとってはこの選択が良かったと思っています。早く手術をしてとりあえず目に見える癌がなくなったことは気持ちが軽くなりました。そして、抗がん剤を先にしている間に効果がなく癌が大きくなったり増えたりして手術不可能になっていたのではないか、と思ったり。

最近、抗がん剤を先にしていた方のブログを読んでそのように感じています。
注意、あくまでも素人の所見ですよ!!

あれから5年、論文が発表になったのか探してみましたが、今のところ見つかりません。
今度の受診時に先生に聞いてみようと思います。



そして、こちらは昨日から再び大雪です。
昨日は道路がツルツルでスケートリンクのようで、玉突き事故に巻き込まれてしまいました。
雪国、楽しいことばかりじゃないことを痛感しました。