痴呆老人野上忠興 晩年の大活躍!!atゲンダイ☆☆               | 打倒安倍を叫ぶ紳士淑女+老人達を微笑ましく見守ろう♪♪

打倒安倍を叫ぶ紳士淑女+老人達を微笑ましく見守ろう♪♪

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① 今度の所信表明を通じて改めて思い知らされたのが、安倍の薄っぺらい口先パフォーマンス政治だ。大げさな身ぶり手ぶりを交えて、都合のいいことの上っ面だけを語る。待ったなしの染水対策や、公約が反故にされそうなTPP交渉、言論封殺の秘密保護法案など“臭いもの”にはフタをする。そこにあるのは、その場しのぎで、詐欺的政治手法である。ゴマカシというより、語るべき信念がないから、取り繕った言葉の羅列になる。

政治評論家の野上忠興氏はこう言った。

「安倍首相は米シンクタンクの講演で、『私を右翼の軍国主義者とお呼びになりたいのであれば、どうぞ』と豪語したじゃありませんか。本当の右翼なら右翼として、堂々と右寄り政策を国民に訴えたらどうなのか。確固たる思想信条や国家観、歴史認識を持ち合わせた政治指導者なら、己の信念に基づく政策を打ち出し、国民の評価に委ねるはずです。ところが、安倍首相には、そんな度胸や信念はありません。集団的自衛権の行使容認や、復興法人税の廃止への言及を避けたのは、反対する与党・公明党への配慮もあるでしょう。そうやって政権運営の妨げとなりそうなテーマにあえて踏み込もうとしない。今の首相はひたすら長期政権を見据え、ごまかしの政治を続けているだけです」

◆常に他人の目が気になる心の弱さ

安倍が長期政権にこだわるのは、一度は政権運営に行き詰まり、持病の潰瘍性大腸炎にも苛まれ、政権を放り出した過去があるからだろう。散々、自分を見下した世間を見返したい。そんな歪んだ発想も垣間見える。

ついでに言えば、安倍の家族は、祖父の岸信介や大叔父の佐藤栄作、父親の安倍晋太郎は皆、東大出の政治家だ。2歳年上の実兄も東大卒である。家族の中で、自分だけが小学校からエレベーター式で成蹊大に進学したという劣等感。そうしたコンプレックスが、長期政権への異様な執念につながっているのかもしれない。

前出の野上忠興氏は「安倍首相のパフォーマンス政治は『心の弱さ』の裏返しです」とこう言った。

「今回のような演説の前には、身ぶり手ぶり、水を飲むタイミングまで原稿にメモし、数日前から練習しているといいます。心のうちでは『今度は失敗できない』と常にビクビクしているから、いつも他人の目にどう映るのかを気にする。そんな弱気を隠すために虚勢を張り続ける。だから、過剰なパフォーマンス政治に走るしかないのだと思います」

こんな劣等感のカタマリのような男が、演説では教育改革にも触れていた。このマンガ的ナンセンスが、すべての政治課題の解決不能を暗示し、この国の笑えない未来を象徴しているようだ。

 


②◆健康不安のトラウマで国会から逃げる安倍

国会を開かなければ、これほど政権にとって、おいしいことはない。権力を使いたいだけ使って、検証、追及されなければ、何でもできる。不正、癒着、裏取引となんでもアリだ。安倍が国会を開かないのは、その背景に隠したいことや、ゴマカしたいことが山ほどあるからだろう。汚染水対策に国費を投入する背景、経緯、首相の外遊に腰巾着のようについていった財界人たちの思惑、安倍のトップセールスの見返り、魂胆など、ネタはいくらでも思いつくのだが、政治評論家の野上忠興氏は別の見方を付け加えた。

「国会を開かないのは健康不安もあると思う。安倍さんには、第1次政権でお腹を壊して退陣せざるをえなくなったトラウマがある。国会はなんだかんだいって大変なストレスになる。なるべくそういう環境をつくらないようにしているのでしょう。暇さえあれば、外遊に出かけるのも商売だけではない。海外ではチヤホヤされるし、それを大義名分にすれば国会を開かなくてすむ。一石二鳥なのです」

この調子だと、安倍長期政権が本当に現実になってくる。この政権の怖さは、国会も開かず、知らない間に国の形を変えてしまうことだ。麻生が言ったナチスの手法だ。いまこの瞬間にも政府内で何が行われているのか。国民は知る由もないところが恐ろしい。


③ そんな黒幕の期待に応えようと、妙な使命感に高揚しているのが、今の安倍だ。政治評論家の野上忠興氏は「安倍首相の自信は虚勢だ」とこう言う。

「演説ひとつとっても、自信マンマンに見えますが、裏では身ぶり手ぶり、ひと呼吸のタイミングまで練習しているのです。今度は失敗できない。そのトラウマを隠すための虚勢で、つまり、本人も走り続けるしかないと分かっているのでしょう」
 だとすると、安倍のハイテンションは歪んだ保守勢力に支えられた病的な“躁状態”と言えるかもしれない。恐らく安倍はさらに右傾化を加速させ、中韓叩きに血道を上げるのだろう。安倍独裁の下で、この国は極めて、グロテスクで危険な道を歩もうとしている。